昨日までの北海道内は、-20度を下回る気温の地域が多くありました。
外気温が下がると家の中では、結露する要件が揃ってきます。
居室の温度が20度以下になると、窓の下部に結露の発生事象が見られます。
気温の低い部屋は結露する要因が高くなるからです。
北海道では23度くらいに室温、湿度45%くらいに設定しているのが通常です。
この室温23度、湿度45%の時の露点温度(結露が始まる温度)は、10.4度です。
これを8度低い室温15度、同じ湿度45%の露点温度は3.2度です。
同じ45%の湿度でも室温が8度低いと露点温度も7.2度低くなります。
窓など外気の影響を受ける部分に結露が発生し易くなるのです。
特にファースの家は、床下のファースシリカ(写真)に大量の水分を含有させております。
日本列島の冬は、カラカラ乾燥になり易く、それを防ぐために湿気を溜めているのです。
ファース工法に限らず、室温が下がれば低温部分に露点温度が多くなるのです。
室温を高くして構造体や窓表面の温度も高くすることが結露対策になります。
北海道は全体的に室温を高くする傾向があり、結露対策にも寄与しています。
当然ながら断熱や気密性能が整っていなければ、光熱費は高くなります。
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