太陽の日射熱を窓から家の中に入れて蓄熱することが出来れば、日が暮れてからも溜めた熱で暖房貢献させることが可能となります。
蓄熱量は、断熱材の内側にある素材の総てが蓄熱する要素を備えています。
床材、壁材、家具などに加え、梁や柱、梁などの構造用部材も蓄熱材となります。
蓄熱の量を計算するには、その部材の体積×比熱×比重×温度で蓄熱量が解ります。
この四つの要素の高いほど蓄熱量が多くなります。
比熱は水が1.0で一番高く、石やレンガなどは水の4分の1で0.25くらいです。
家の蓄熱には、床下のコンクリートやその上に砕石などを敷き込む方法があります。
ファース工法は、平成初期に砕石仕様の時期もありましたが、真冬にカチンカチンに凍った砕石を使うと極端に寒くなり、夏場はその逆もあります。
試行錯誤の上で潜熱蓄熱材に行き着きました。
潜熱蓄熱材とは、温度によって固体から液体に状態変更する特殊素材です。
ポリプロピレン容器に入った硫酸ナトリュームは、温度が上がると液化し、下がると固体化して比熱の変動で蓄熱量を増大させます。
しかも冷暖房に適温の15℃~26℃周辺温度を、主に蓄えるよう処方してあります。
今日は潜熱蓄熱材(ファース工法専用部材タイトプレート)のメーカーである、住化プラスティック株式会社、取締役の小島啓太郎さん(写真中)、担当部長の齊藤 修さん(写真左)がご来社されました。
リフォーム工事などにも潜熱蓄熱材を活用すると補助金対象になるとの情報を持ってきてくれました。
早速今週末のファース・ニュースで紹介することになりそうです。
さて今日は、学校評議員と同窓会長を務める上磯中学校入学式に参加してきました。
平成時代に入学して年号が令和に代わって卒業して行く新入生です。
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