豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

忖度議員の春は遠のく…北斗市

2019-04-04 17:49:44 | ファース本部

真面目な話は、聴けますが笑いをとれる政治家の話を聴く機会は多くありません。
昔は、田中角栄さんと云う政治家の演説は絶妙でした。
実名を挙げて笑いをとり、言葉を選びながら失言などは一切ありませんでした。
それでも角栄さんの地元である新潟市に新潟新幹線を開通させた地域誘導行政には、此処まで堂々と行うと、誰にも文句を云わせない迫力がありました。

先般の忖度発言の議員の講演は、安倍総理と麻生副総理の地元で行われた応援演説で飛び出した角栄さんと同じ新潟選出の副大臣です。
総理や副総理は地元でありながら自分で絶対に云えないけど、国土交通副大臣の私なら「忖度」して云います。「門司と下関を繋ぐ橋を架けます」と云い切った事です。
この忖度発言で一番に迷惑をしているのが、当の安倍総理と麻生副総理でしょう。

安倍総理は、長州から多くの総理大臣や閣僚を輩出しておりますが、特権活用で地域誘導した政治家はひとりもいなかったと公言したことを覚えています。
忖度議員はこのような安倍総理の信念を知らなかったのでしょうか。
この忖度議員の発言は、国会で然るべき審議が疎かになり、忖度議員の責任追及や副大臣への登用責任を問う事態になりそうです。
副大臣の自分が関門大橋の予算付けを行いますと声だけに云い切ってしまいました。

退屈な演説を聴くもの辛いですが、無理に笑いをとるとこのような事にもなります。
忖度議員も夏の参院選の対象者ですが、春が遠のくと同時に当選も遠のくでしょう。
「口は禍のもと」、大事な国会審議が空回りさせた責任は大きいと思われます。
写真の元号「令和」の祝福景気の中において、水を差す発言でした。

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