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豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

太陽光発電は売る時代から溜める時代へ…韓国プサン~韓国ソウル

2016-08-23 21:18:38 | ファース本部

以前、日本政府は、太陽光発電の普及促進を念頭に発電電力を電力会社に高額で買い取らせる制度をつくりました。いわゆる10年間期限付き買取り保障制度です。
特に10年満期を迎える初期の買い取り金額は通常電気料金の2倍以上もなっています。

3・11の原発事故以降は、各電力会社の経済事情も様々で、資金繰りに四苦八苦している企業も多いようです。
おそらく買い取り義務期間を終えると一斉に買い取り価格を下げることが予想されます。
もう電力会社に買って貰うのではなく、溜めて自分で使用する時代です。

ところが蓄電池はとても高額です。また設置場所やメンテナンス対応なども必要です。
この蓄電に必要なのがパワーコンディショナー(パワコン)という装置です。
これは、強烈な太陽光の照り、陰ったりする事で起きる発電量を制御する装置です。
このパワーコンディショナーも相当の重量やメンテナンスもまた必要です。

私達は蓄電池(バッテリー)とこのパワコンをセット化する装置の研究をしております。
様々な部品で構成するパワコンと蓄電池の相性をどのように調整するかが課題となります。
今日は韓国プサンにあるパワコンメーカーのトンイ社さまを訪問いたしました。

トンイ社さまは、大手メーカーが手出しの出来ないような小回りの効く製品を作り上げ、様々な技術開発を行っております。
私達は、福岡に本社のある栄住産業さまが開発中の蓄電装置を統合化する技術を提案し、それに必要なパワコンをトンイ社さまに要請しましたが、見事な技術力で出来上がっておりました。
今後は私達がそれをどうように組み込むかを検証する事になります。

写真はトンイ社さまの役員応接室で撮りました。
私の隣から社長のサン・ボブソルさま、副社長のキム・ソウケンさま、栄住産業常務の田中厚司さま、同じく開発担当の吉田洋(ひろし)さまです。

今日は日本の新幹線と同じKTXに乗ってソウルからプサンの日帰り出張でした。
トンイ社の社長さんや技術陣のご努力でとても満足する仕事が出来ました。感謝!!!

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