お菓子や海苔などの乾燥剤に使用されているシリカゲル（石灰石もあるが）は、二酸化ケイ素と云われる地球を覆っている土や砂、石などから精製しています。
一切の有機物質処理などは施していないので完全な自然素材と言えます。
乾燥材としてのシリカゲルは、湿気を物理吸着と言って周辺にある湿気を毛細管現象で抱え込む特性を持っております。つまり乾燥材は吸った湿気を抱えているのです。
私達は、そこに抱え込んだ湿気を家屋内が乾燥した際に放出させるように多孔質の孔の大きさを僅かに広げる処方を施しました。それがスカットールという専用材（写真）です。
シリカゲルは、水酸基と言われる電子顕微鏡でも見えない小さな棘で覆われております。
その棘の隙間から湿気の出入りを促しております。
この棘の隙間は、酸素の粒子を吸い込む程度の寸法ですが、空気汚染物質や臭いのモトになる有機ガスが棘つまり水酸基に引っ掛るようになっております。
つまり湿気管理を目的としたスカットールでしたが、空気洗浄効果も大きな威力です。
ファースの家は、この写真の袋詰めスカットールを床下全面に約20袋（300㎏）以上は敷設します。そして家中の空気を床下に集めでスカットールに晒して調湿と空気洗浄を。
空気が軽くなる、空気が美味しくなる、深呼吸したくなる、等の効能があります。
ファース本部では、「健康深呼吸」というコピーを商標登録しております。
今日はスカットールの効能を詳しく教えて欲しいとの質問に応えるために出てきました。
さて、今日から夏休み。東京から娘家族も一家で帰省し、賑やかな夏休暇となりそうです。
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