中小企業支援機構の指導で行っている北海道発EV車開発会議で、札幌市にある機構事務局で情報交換を行なってきました。
このプロジェクトチームは北海道内の多種多様な企業が相互の技術を出し合い、北海道だからこそ思考できる次世代型の寒冷地用電気自動車の開発を目指しています。
決して自動車メーカーに対抗しようとしているのではなく、自動車メーカーのシャシーに独自の発想で機能レイアウトした自動車をつくろうとしています。
昨年度のモーターショーに出展した小型EV車がベースとなっております。
電気自動車には、燃焼エンジンがないため、暖房熱をエアコンからとることになります。
エアコンは車内にある熱をヒートアップする装置のため、熱源を備える必要があります。
その熱源とは人体発生熱というとことになります。
寒い夜でも布団に包まると温かくなるのは、36℃の人体熱が熱源となるからです。
この熱源をエアコンが加温しますが車には断熱施工を施す事で効率が高くなります。
つまり私は、断熱技術を生かすため、このプロジェクトチームに加わっています。
写真は学術的な資料で議論しておりますが、様々な事業者や学術者が参集で意見交換すると次々と新しいアイデアが飛び出します。
異業種の方々の情報を得ると建築関連だけでは、取り残されてしまうような気も致します。
北海道発EV車の開発で弊社も含む、各参集企業の技術レベルの底上げが出来そうです。
今日は初めて新函館北斗駅を利用しました。
自宅や会社から新函館北斗駅までは、渋滞がないだけアプローチがとても便利です。
さて、明日は朝のJRで北斗市本社に帰社します。
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