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豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

エアコン冷房の省エネを思考すると…北斗市

2015-06-22 17:43:07 | ファース本部
透明な普通のガラス窓から直角に太陽日射熱が侵入すると1㎡あたり500wにも及びます。
この窓が10㎡あると5,000w、5kwに及び、エアコン稼働率を最大限まで高めます。
また屋根が受熱の太陽熱を、天井裏の断熱材を通過した輻射熱も部屋を暑くします。

冷房省エネを行うためには、窓から日射熱を入れない工夫と天井裏断熱材を厚くする方法があります。天井裏断熱材は、現在の天井の上にグラスウールを何層か重ね敷することで相当に冷房省エネとなります。出来れば200ミリ以上が効果的です。

窓からの日射熱を遮るため窓の上に庇を付けると、太陽高度の高い夏場の日射熱を殆ど入れず、冬場に日射熱を取り込む効果があります。簾なども効果的ですが風対策が必須です。
割と手軽なのは、窓ガラスに貼り付ける遮熱フィルムなるものが市販されています。

この遮熱シートは、高透明フィルムなので上手に貼ると外観を損なうことはありません。
赤外線カットのフィルムで1㎡あたり500wもの侵入太陽熱を半分も少なくなりそうです。
普通の窓は、その窓際温度が室内の中央部より、10℃も低くなることが確認されています。

冷房省エネは、エアコンの成績係数(APF年間エネルギー消費効率・COP基準値エネルギー消費効率)で表記されます。エアコンは、窓からの熱、天井から熱、多くなるほどエネルギー消費効率が悪くなります。逆にそのような部位から熱を入れない場合は、例えばAPFが4.0のエアコンを6.0で稼働させることも可能となります。

ファースの家は、窓ガラスにLow-E機能を、天井裏の断熱性能を完璧に、更には湿度コントロール機能を持たせ、エアコンエネルギー消費効率を高く稼働させるようにしています。
ちなみに写真の遮熱シートはホームセンターなどで購入することが出来ます。
今日も北斗市は大雨や蒸し暑さの地域の方々に申し訳ないほどの爽やかな天候でした。

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