豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

遮熱材と断熱材の違いは…北斗市

2015-06-24 17:55:52 | ファース本部
宇宙船は、太陽熱を受ける部分がプラス250℃にも上昇し、その裏側はマイナス150℃になるそうです。
その過酷な宇宙空間の温熱環境のなかで宇宙船の断熱材は、数ミリの断熱素材に薄いアルミ箔のようなモノを貼り付けた遮熱材が使用されています。

この遮熱シートを家に施工したら冷房費用が大幅に削減された言う話もありますが…
遮熱とは熱を遮断するのですから、断熱と同じなのかと思われがちです。
遮熱とは断熱材と異なり、断熱材で熱抵抗をせずに熱波長を反射させる事を言います。

断熱材は、熱に対し抵抗を行います。グラスウールやスチレンフォームなどは、熱の抵抗値の高い素材です。この値を熱抵抗値(R値)と言いが、その逆数が熱貫流率です。
宇宙船に使用する遮熱材は、遮熱する熱の熱波長が単一的です。
一方地上での熱波長は、大気反射、地面反射、構造物反射、水蒸気反射などで無数の熱波長が降り注ぎ、遮熱効果があったり、なかったりと言う事も有り得ます。
したがって日本の断熱基準では遮熱材料の効果を数値的に明確化されていないようです。

寒いと感じさせる冷たい熱は、人体温度より低い熱の事です。
暑いと感じさせるのは、その逆でそれより高い温度の時に感じます。
人が快適と感じる温度範囲は、気温20℃前後、湿度50%だと言われます。
外部の温熱環境は、氷点下から40℃にまでなり、湿度も15%~100%の場合もあります。

その外部環境から家屋内を快適な温湿度に保持するためファースの家が出来ました。
ファースの家の窓ガラスは、日射熱の熱波長を選って侵入させ、反射させることが出来るような機能をつけております。写真は外壁に貼る専用断熱ボードのファースボードです。

外気の熱を反射させて通気層から放出する構造にします。冷暖房負荷軽減の秘訣ですが。
さて、今日は終日にわたり曇り空で肌寒い一日でした。
明日は家庭裁判所の仕事です。

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