豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

家の省エネ基準が規制になる…北斗市

2011-09-29 16:02:04 | ファース本部
住宅の断熱基準が地域ごとに示されています。
次世代省エネ基準と言われる数値は、北海道がⅠ地域(一部はⅡ地域)本州はⅡ地域、Ⅲ地域、Ⅳ、Ⅴ、沖縄がⅥ地域などと区分されています。この基準が規制になるようです。

そもそもこの省エネ基準は、暖房負荷熱量を軽減するために施行されたものと思われます。
マイナス10℃以下にもなる北海道などでは、断熱していない家で酔っ払って寝込んでしまい、朝になったら凍え死んでいた例もあったようです。凍死を防ぐための断熱材なのか…

現在の北海道では、冷房、暖房に使用する光熱費が本州より安価になっていると云うデータがあります。
北海道の家の多くがQ値(熱損失係数)2.0を切る数値になっています。
ちなみに北海道に建つファースの家のQ値は全てが1.2程度です。
本州での普通の家に熱を加えて透過(熱損量)を調査するとQ値が5.0を超えています。

本州と北海道の気温差は、10℃も違うのですが家の断熱性能がそれ以上に悪いのです。
昨今は、原発事故で夏場の冷房負荷量が話題になりましたが、これも断熱、気密、遮熱などの家の性能と大きく関わってきます。

私達のファースの家は、40坪の家すべてを24時間暖房し、ひとシーズン一切寒い思いをしないでの年間暖房費が約7万円です。同じくひとシーズンの冷房費が1.5万円、計8万5千円程度です。
同じ家を宮崎に建築すると冷房費7万円と暖房費1.5万円と逆転して、同じ合計金額となります。
南東北あたりが、冷暖房費用が均衡する地域になります。

断熱、気密、遮熱などの温熱環境性能は、地域ごと規制の見直しが必要と思われます。
今日はファース本部の全スタッフが本社に参集して温熱関連の徹底研修を行いました。
写真は役員も含め真剣に講習試験にチャレンジしている様子です。
久々にみるスタッフの真剣度数かもしれません。

今日の夜には、今月で寿退社した宮森亜希子さんの送別会を…
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