goo blog サービス終了のお知らせ 

豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

家づくりに完成はない…森町~北斗市

2011-09-10 16:00:00 | ファース本部
家を新築して建主さんが入居した翌日に建主さんから掛かる電話のほとんどは、不具合を知らせる内容のようです。
図面上で何度も何度もなぞった事項なのですが、三次元の実際の空間に入ってみると予想もしていない空間を目の当たりにするものです。

図面上と出来た空間とが異なる事は当然のことです。
これを出来得る限りに建主さんの理想に近づけ努力をします
。家は、竣工して引渡しを行う時点で完成したと思われがちです。
本当の家づくりは、出来て住んでから建主さんと一緒その時点から始まるのです。

竣工後に木材や建材、乾燥収縮の調整などは当然のように発生し、定着するまでに2年くらいも要します。
建主さんが住んでから、ドアの位置や設備の使い勝手など、不具合に気付く事も多くある事でしょう。
住み続ける事で、ライフスタイルの変更に伴うリフォームも必ず発生します。

私はボランティアで「NPO住宅110番」のレギュラー回答者を務めていますが、明らかに施工者の知識不足や建主さん側が施工者に無理難題を突き付けている案件もあります。
施主と施工者は生涯の友好関係を持続する関係が双方にとっても利益に繋がる事なのです。

私達は地域工務店の勉強不足を危惧しています。
外観や什器備品を揃えて一見、快適そうな家が多いのです。
住んでから真に快適な家とは大きな違いがあります。
ちゃんとした家づくりを行えば建主さんは、次の顧客をしっかりとモチベートしてくれる営業のいらない工務店経営を目指しています。

今日は大沼の一つ北側の森町に初めてファースの家が建ちますが、その地鎮祭(写真)に行ってきました。
お二人のお嬢さんがおられる建主さんとは、既に親戚付き合いが始まっているのです。
子供さんと一緒に、この出来上がる家も生涯にわたり育んで参りましょう。
blogram投票ボタン
毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
賢者TVはここをクリック
健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする