goo blog サービス終了のお知らせ 

豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

駕籠に乗る人担ぐ人…北斗市

2009-09-24 18:49:38 | ファース本部
大企業の経営者ほど、多くの人々に支えられています。『駕籠に乗る人、担ぐ人、そのまた草鞋を作る人』と言う名言がありますが、自民党政権の時に、「駕籠に乗せるなら軽い人が担ぎ良い」と言う皮肉の声がありました。

強かな自民党の豪腕政治家に上手に駕籠に乗せられた総理も何人かは実際にいたようです。傀儡(かいらい)政権とは、見る人が見れば直ぐにでも見抜けるものです。実際に担がれて乗った総理は、然したる仕事も出来ずに早々と退場の憂き目にあっています。

人には生まれながらにそれぞれの役割を与えられているように思います。
昨日は、古い映画の「動く壁」と言う、要人警護(SP)の物語を見る機会がありました。SPとは尊敬出来ない要人でも自分の身体を盾にしてまでその人物を守りきる仕事です。

自分自身にも守るべき家族があり恋人もいます。その全てを犠牲しても、我侭放題を言い放つ要人を警護するのが任務なのです。映画の中で、大切なはずの家族との人間関係を逸脱する事に本人自身も苦悩し、葛藤しながらも任務を遂行する場面がありました。

誰も一度は人の担ぐ駕籠に乗りたがるのが正直な気持ちなのかも知れません。しかし、人を担いだ事の無い人は、一旦駕籠に乗ると中々降りたがらないようです。神輿の上に乗る人は、担ぐ人と、その担ぐ人の履く草履を編む人の心情を分かつ事が必須なのでしょう。

自分の母も田畑を耕しながら夜なべして繕いものを行い、貧しいなりに6人の子供を育て上げました。それぞれがその過程の中で人生価値観を見出し、生きるための使命を培って来たのでしょう。私自身も住む人の幸せを思慮した家の性能アップを使命としています。

大企業も、地域の中小工務店も、その経営者は、全てが「担ぐ人とそのまた草鞋を作る人」の存在を意識すべきでしょう。
連休明けの北斗市は、強い雨に見舞われましたが、夕方には綺麗に晴れ上がり、雨上がり空に樹木の緑が映えていました。

以前の社長日誌
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
過去のブログの全てを収録・総集編
函館市・北斗市周辺での家づくりは
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする