豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

使命感とロマンを持てば若さを保持できる…北斗市

2009-09-29 18:00:05 | ファース本部
家庭内紛争などを調停する家庭裁判所の家事調停委員の定年は満70歳です。
最高裁判所から任命書を交付されるまでには、自治体や弁護士会、学校長会などの所属団体などから推薦があり、家庭裁判所の裁判官の面接を受けるなどの経過があります。

したがって調停員の先生方には年齢の若い人がおのずと少ないようです。私が51歳で任命を受けた時は、私より若い先生が何人もおりませんでした。調停委員は、60歳でリタイヤした学校教職員の方が多いようです。その中でどう見ても還暦過ぎに見えない方もいます。

年齢を聞いて驚くのが来年で古希、つまり調停委員定年だと言う人がおり、どうみても50歳代にしか見えないのです。ある仕事を現役でバリバリと活躍しているのです。彼は背筋が徹って姿勢が良く、羨ましいぐらい若く、溌剌としているのです。
仕事をこなしながら朝日と夕日を絵画にする趣味を持っていると言います。

一方、顔見知りで私よりはるかに年齢が若く還暦前ながら、老醜を丸出しの人もいます。既にリタイヤして何の仕事もしていないようで背中が曲がり、顎を出して歩き、風采があがりません。同じ人生なのに、過ごす環境によってこんなにも違い出てくるようです。

常に存在感を保持するには、人様から慕われ、求められる何かを持つ必要がありそうです。それは決してお金ではなく、大金持ちでも風采の上がらない老人を何人も知っています。その違いとは使命感の有無であろうと思います。使命感に燃え、燃焼し尽すのです。

使命感に基づき身体や頭を使いこなしていると常に緊張感を保持できるのでしょう。緊張感が若さを保つように思います。目覚めとともに「今日も精一杯!」と気力が漲るのでしょう。一方、何の緊張感の無い人は、目覚めて溜め息をつく人の違いのようです。

ところが緊張感ばかりなら疲労で病気になってしまいます。星空を見る、朝陽や夕日を描く、大自然を観察するなどのロマンが合わせて必要なのでしょう。将来を展望する使命感と緊張感を持てば心の躍動も朽ちる事がないようです。それが若さを保つ秘訣のようです。

私は住宅性能の開発を行っており、このような仕事に就ける事に感謝しています。写真はネット画像を載せました。
このような写真にロマンを感じなくなった時は現役を退く時なのでしょう。
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