豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

政治も事業も競争なくして進化なし…函館~北斗市

2009-09-22 16:44:28 | ファース本部
今朝のNHKBSテレビで、アメリカと旧ソ連との宇宙における凄まじい技術競争時代をドキュメントで放送しておりました。冷戦時代は、陸海空軍の軍備競争や宇宙資源、地球上の資源開発など、大国が大国ゆえに生残るために常に競争を強いられたのでしょう。

一発触発の緊張状態の中で生み出された究極の技術は、平素に起案されない神秘的と言える技能、技術ばかりです。冷戦時代が終了し、現在の宇宙ステーションには、米ソ(ロシア)が共同で乗り込み国際的な協力関係を築いての宇宙資源を開発するようになりました。あの冷戦時代には誰もが想像し得ない事でしょう。

この米ソの宇宙競争によって、現在に生かされる様々な技術が生み出されました。飛行機だけでなく自動車の行き先や渋滞情報までも知らせるGPSのナビゲーションは、その象徴のようにも思います。自動車、テレビ、携帯電話、新幹線などの性能アップや私達の家づくりに使用する遮熱シートや断熱マットなども宇宙技術の産物だそうです。

アメリカと旧ソ連が威信を賭けて技術競争を行った事による成果も多かったのです。進化の過程には、厳しい競争に曝されると言う事であり、試練を超えた分量だけ、強くなると言う事でしょうか。日本の産業も保護政策によって守られてきた業種ほど足腰が弱いと言われています。

政党政治も、反対野党と与党ボケ政党では本当の政治競争の原理が発揮される環境に在りませんでした。この度の政権交代で戦後60有余年、ようやくその競争政治がスタートします。

競争から生み出すのは資産ばかりではありません。過酷な競争で犠牲を払い、怨念や禍根を残す事もあるようです。しかし、誰もがフェアーに切磋琢磨する競争の過程を持つべきでしょう。そして現在の米ソの共同宇宙ステーションのような構想が善い見本のようです。

今回の政権交代では、民主与党と自民野党とが政治の在る姿を姿を示してくれるでしょう。我々の住宅業界も、価格と見た目だけの節操のない競争では、得るより失うものの方が多いのです。家づくりにおいても人々が幸せになれるための競争を促して行きたいものです。

今日は、まさに美観と価格で買った家での悩み事相談があり、メール回答のために出社してきました。写真はさっき会社の前で撮ったもので、夏らしい日の無かった北斗市ですが、晩夏を通り過ぎ、既に晩秋の気配を感じます。

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