豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

家づくりのロマンとハード…大沼公園~函館~北斗市

2009-09-14 21:55:36 | ファース本部
このブログのようなネット情報には、ハウスメーカーや我々のような住宅FC本部などの善し悪しを議論するサイトが多くあります。家を建築して住むと想定していなかった不都合な部分が多く見えてくる場合があります。ハウスメーカーなどは、営業担当者やメンテナンス担当者、そして実際に対応するスタッフが別々である場合が殆どです。

建主さんの要求が正確にその末端まで伝える事は難しく、必然的に建主さんの不満が出て、感情的なネット投稿となるのでしょう。急成長したハウスメーカーを悪徳業者のように書き立てた投稿があり、そこで建築した建主さんは、住んでとても満足して幸せだと言う内容の投稿があります。家づくりは一面を切り取ると双方の主張も頷けます。しかし3年後、10年後、そして15年以後に至っても満足感を持続しているかを問わなければなりません。

家は一時的なロマンや情緒性だけで計画し建築するとかなりの確率で悔いを残します。まして感情に走った家づくりは不幸を招きいれてしまいかねません。
この感情、ロマン、情緒性などには、ハード(家の性能)の入り込む隙間すらも与えません。

ハードを無視した結果、寒い、暑い、カビ、結露、冷暖房費用が高いなどの事象は、住んでから気付く事です。ハードを吟味しなかった家づくりの結末と言えます。その時点から建主側にも業者側にも様々な葛藤が始まる事になります。
家づくりには、ロマンや情緒性も必要ですがそれはハードが伴って要る事が前提なのです。

CO2マイナス25%削減などと鳩山さんは思い切った政策を打ち出しました。
彼は単に自民政権への面当の感情論で発した数値でなどではなく、我国を、先進国として環境立国の宣言をしたのだと素直に受け取るべきでしょう。実際に家づくりにおいては充分な削減余地があり、今後の家づくりは感情より、ハード先行になる事でしょう。

写真は、栃木県から来社されたファース販売代理店、㈱星野アルミ建材社長の星野岳央さん(左)と副社長の磯 宗秋さんです。ファース本部では星野アルミ建材さんのガラス加工工場を活用した、ワンタッチ取替えの出来るエコガラス開発の共同研究を行っています。

今日は絶好の秋晴れです。
ゲストハウスに案内途中で立寄った大沼国定公園で撮りました。
実験実験で気持ちが無機質となり情緒性をとり戻すために寄った公園です。

雄大な駒ケ岳の荘厳さが勇気とヒント与えてくれたようで、実験結果にもロマンの雰囲気が漂ってきたようです。日本で一番のエコガラスが誕生するかも…

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