連・断・続の部屋  

捨てる過去など何もなく、日々の社会との繫がり、自己の活性化、整理のためにつぶやく。

検診を受けて

2016-10-15 08:59:42 | 健康・病気
労働安全衛生法の義務があるので、検診を受けました。
がんの検査も、希望すれば受けられます。
胃の透視を希望しました。後期研修時代の40年ほど前は、週2回、毎日10名以上時には20名程の胃の透視を行いました。
自分自身が受けて、年年歳歳動きが悪くなってきているので、骨粗しょう症が強く懸念される人は避けるべき。
造影剤が大腸で水分を吸収され硬くなり、バリウム糞塊となると、回復手術という事態になる予防策として、下剤を混和してあります。
検査日は、講義が立て込んでおり、緊張している間は、下剤刺激は起きませんでしたが、講義終了後からは、刺激性の腹痛と下痢の繰り返し。
それではすまなかった翌日。下痢の後は便秘。しかも、まだバリウムが残っていたようで。
日常の”bowel habitus"回復まで、3日間を要しました。
検査のつらさを実感しても、臨床に改善をフィードバックする余地はほどんどなさそう。
苦痛改善は、素早くと、下剤。個人差があるので! 専門分野の、骨髄穿刺も単純ゆえに改善できるのは素早くぐらい。

健康障害の原因を見つける検査に要求されるのは、感度、特異度が満たされて、疼痛なく、早く結果がでることでしょうか。
遺伝子検査は、手軽になりました。遺伝子変異と、その意味するところが照合できないと、その先に進めない。
症例の集積が求められます。集積までの道のりはまだまだ手軽にはいかないだろうと思う。

悪性疾患以外の遺伝子変異は?
先天的異常で、重症感染症に繰り返す症例、ある薬を使うと重篤な合併症が起きたりということはわかってきているが、人の体で起きる変化には、多数の遺伝子が関わっている複雑系なので、遺伝子検査がすべてではない
遺伝子検査は、予防に使える有用性はある。
検査しなくても、肉親の健康状態を改めて見つめて、予防策が見つかることもあるはず。
多くの病気は、遺伝素因があって、標準的な食生活、運動習慣、睡眠で防げるのです。
悪性疾患でさえ、生活習慣病と言われる要素の日々の繰り返しで発症が分かってきています。

脱喫煙、脱カロリー過剰摂取。
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