2011年3月11日 午後2時46分に発生した地震から、
数時間の間に多くの人が、死亡時間不明の突然の死を迎えた。
その後数日の間に、地震、津波に伴うライフラインの途絶で、
多くの人が、避けようもない死を悟りながら息絶えた。
その後、絆、絆 という文字、言葉があふれるなか
自殺、孤独死の報道も多かった。
生き延びた命だからと、前向きな気持ちを奮い立たせても、
寄る辺ない虚しさは、紛らわす手業がなければ、居座る友であろう。
疲労困憊するほどの職の復活、求人が満ちあふれることを期待する.
自然の圧倒的力による大震災発生1年後の2012年3月11日。
前日の3月10日は、67年前の東京大空襲;人災
死者10万人以上と言われているが、
死者、行方不明者のすべての把握さえ出来ていない。
生き延びた生命は、悲惨な記憶を心にとどめ、
永久の再開の日まで辛抱強く歩むしかない。