フィブリノーゲン製剤仕様で、とりあえず出血を免れた人たちは、国から”薬害”を受けたということで、最低1200万円、最高4000万円を受け取れる人たちが出現する運びとなるようだ。
フィブリノーゲン製剤を使用しなければならない症状がなければ生まれなかった”薬害”である。
輸血などを受けて同じ血液治療で肝炎になった人たちは声無き民で無視されるのか?”輸血”による肝炎罹患患者は多すぎるから、薬害団体を形成するように働きかける人は出てこないのか?
日本には肝炎患者は推定350万人いるのだそうだ。もし、この患者群がすべて、今回のフィブリノーゲン使用治療を受けて肝炎になった人(同じロットでも個人の生体能力で肝炎に罹患しないという事実もある)と同じ補償金を支給するとなると、国の支出は、
3,500,000 X 12,000,000 = 42,000,000,000,000 (42兆円) から
3,500,000 X 40,000,000 = 140,000,000,000,000 (140兆円) になる。
国を支える国民一人一人が負担するんだよね。 負担する病気は、肝炎だけではない(額の多さに驚きを超越してしまった)。
医療費無料を実現するのに、財政確保困難だったら国債発行しまくったら解決される。国債保有日本人は、国が敗れてはどうしようもないから踏み倒し覚悟で購入したんだと開き直って国の借金と気にしなければ済むことではないか。くにの借金を苦にせず、足りなかったら、紙幣の増刷など実行してみたら。
とはいっても、国の財政の仕組み、税金で賄える範囲を超えると、個人レベルに当てはめると、、国が分散霧消につながっていく。一大事ですね。