武田聡のビューティフルストローク

山形市議会議員「武田さとし」が、日頃の議員・政治活動や水泳関係の活動日記をつづっています。

全員協議会

2012-08-29 | Weblog
山形大学学生の孤独死に関する市議会全員協議会が開かれ、報告を受けた後,質疑を行ないました。
総務委員会の時に比べ,情報開示が進んだことは一定の評価をしましたが,市は「非があるとは考えていない」と述べ、あらためて対応が適切だったと主張。
私からは9000件を越える出動要請の中で,タクシー変わりに使われるケースがある中,「若い学生」ということでの先入観はなかったのか,また先入観等に関しての指導等を行なっていたのか,さらになくなった原因について記録テープをマスコミが複数の民間医師に聞かせたところ,重篤な状態と推察されるとあった事に対し,市として「重篤であった状況だったかの検証をしているか」などについて質問し,最終的には「和解の道」を模索することが賢明ではないかと意見させていただきました。

若い命が失われた事は本当に残念な事です。訴訟案件という事で,本当に市に瑕疵がなかったのか,救急車が出動していれば必ず助かったかは今後の動向で明らかになっていくこととは思いますが,原則出動の実績があるならば過去に出動しなかったケースが2例しかない中で,今回の3例目が死亡にいたってしまったことに悔しい思いです。

訴訟は、10月9日より行なわれるとのことですが,お互いに頑な対応に終始せず,出来る限りの相互理解がなされ解決の道に進んでいくことを期待したいところです。


3市議会観光振興推進協議会研究会

2012-08-24 | Weblog
7月末から会長を仰せつかっている仙台・福島・山形市議会観光振興推進協議会の研究会が福島市穴原温泉の吉川屋さんを会場に行われ、基調講演として福島県立医科大学医学部放射線医学講座教授の宍戸文男氏より講演をいただきました。様々な考えはありますが、医療現場においての放射線の専門家として長年活用・研究・実践され、福島第一発電所での事故後の医療現場で活躍されたる同氏の話は実例を用いた内容で、非常にわかりやすく納得のいくものでありましたし、事故後正しい放射能に対する認識が進まないまま風評被害が広がったと感じさせるものでした。風評被害を克服し3市観光振興を発展させていくためにも放射能との向き合い方と現状についての認識が深まる有意義な研修になったと思います。

第37回山形県学童水泳選抜記録会他

2012-08-20 | Weblog
山形市総合スポーツセンターで第37回山形県学童選抜記録会が行われました。炎天下の中での大会でしたが、県学童記録新記録や大会新が多くでる好記録に湧いた大会となりました。小学校大会は声援も一所懸命で盛り上がります。これからの水泳界を背負う子どもたちがこの大会を機に更に成長していくよう環境整備をしっかりとやっていきたいと思います。
私事ですが、3・4年生の部50m背泳ぎに参加した長男も自己ベストを更新し、思いがけず優勝できました。日頃ご指導いただいている指導者の方々に感謝いたします。
表彰式では経験不足から賞状をもらっては降壇、メダルを貰って降壇、他の選手へ表彰が移っては降壇と勝手がわからず笑いを誘っていており思わず赤面してしまいましたが、ここは初めての表彰ということで・・お許しを・・・。

さて長岡でのインターハイは初日の長谷川鼓選手の400m自由形の大会新Ⅴを皮切りに男子200mバタフライの渡会舜選手の県新を大幅に更新し、目標だった2分を切る泳ぎで4位入賞。長谷川選手も200m自由形は不本意というものの4位入賞。更に昨日はこちらも期待の西脇玲奈選手が200背泳ぎで復調の7位入賞と頑張りました。今日は最終日ですが、いよいよ400m、800mリレーも登場します。後輩達には折角つかんだ全国舞台でベストの泳ぎをしてほしいと祈っています。

また明日からは栃木県で全国中学水泳も開催されますが、こちらも山形県のホープ達が登場します。特に山形市の古林毬奈選手と江本樹選手には上位入賞へ大きな期待がかかります。こちらにも観戦にはいけませんが、朗報に期待したいと思います。

多くの市内学校では夏休みが終わり本日から学校のところが多いようです。我が家でも宿題の追い込みが行われていたようですが(笑)、夏休みで経験を経て成長した児童・生徒がまた元気に学校生活を送って欲しいと思います。

インターハイ

2012-08-17 | Weblog
今日から新潟県長岡市でインターハイ水泳が開幕します。私は所要が重なりいけませんが、山形県選手団にはぜひかんばって欲しいとエールを送りたいと思います。
特に上位入賞、入賞が期待されるのは女子では50m自由形の渋井柚実選手(日大山形)、200m、400m自由形の長谷川鼓選手(鶴岡工業)、200m背泳ぎ、200m個人メドレーの西脇怜奈選手(鶴岡南)ら、男子では200mバタフライの渡会瞬選手(酒田光稜)と佐々木友選手(日大山形)、平泳ぎの渡部太一選手(酒田東)らに期待がかかります。全国的にみればロンドンで銅を獲った萩野公介選手を始め高校生五輪代表選手も出場するので、代表を逃した選手達との勝負も見どころ。
総合では昨年の全国中学を制し山形県から進学した大久保琳太郎選手が所属する豊川高校が断然優位と言われてます。2001年には日大山形高校も総合優勝を果たしてますが、近年はかなり厳しい状況が続きます。名門復活への足がかりとなるよう各選手にはまずは積極的に攻めるレースで自己ベストの大幅更新を祈念します。がんばれ山形県。

外交問題

2012-08-16 | Weblog
昨日は太平洋戦争から67回目の終戦記念日、戦争の犠牲となった約310万人のご冥福を祈り、不戦と平和いを誓いました。
一方で、外交問題がここに来て急速に動きがあり、五輪期間中の韓国の李明博(イミョンバク)大統領の竹島へ上陸、サッカー3位決定戦での韓国選手の五輪憲章に抵触すると思われる行動、また天皇陛下の訪韓に謝罪が必要と発言するなど、日本国民の一人として極めて遺憾に感じる行動、言動が続いています。
また、これに刺激されたかのように尖閣諸島の魚釣島に香港の民間抗議船が上陸出入国管理法違反容疑で現行犯逮捕されるなど近隣国との領土に関する課題がクローズアップされてきています。
これらの行動に対して野田総理は「厳正で毅然とした対応をしていく」と述べてますが、言葉どおりの行動を期待したいと思います。

ロンドン五輪閉幕

2012-08-13 | Weblog
7月27日の開会式から開幕した五輪も今日で閉幕。アテネ五輪を超える史上最多の38個のメダルを獲得した日本選手団の活躍、メダルは獲得できなかったものの、夢の舞台で全力プレーを行った各選手、指導者、役員の皆様全てに心から敬意を表したいと思います。
国家戦略としてのスポーツ振興を掲げ、満足とはいえないにしろ、従前より強化費も増やしていく中で国立スポーツ科学センターやナショナルトレーニングセンターでのサポートや大会会場でのマルチサポートハウスの設置など気合いと根性だけではなく、スポーツ医科学との融合なども含めての成果もあったと思います。
この期間、日本国中が歓喜と感動に湧き、勇気と感動をもたらしてくれたオリンピックに感謝したいと思います。
今後も政党・党派を問わず国としてのスポーツの意義を一層理解し、振興を期待したいと思います。そして東京五輪が実現し、地元開催としてのオリンピックが実現するよう願っています。


一方、華やかな日本選手の活躍がある中で、山形県からは今回出場選手がおらず残念な結果でした。女子バレーが銅メダルだったり、サッカーが準決勝に進む中、プロチームを有する山形県からも選出されてほしかったし、唯一の金メダリストを輩出しているレスリングや競泳のメダルラッシュがあった中でもぜひ山形の選手がいて欲しかったという気持ちも正直あります。水泳に関しては連盟強化委員長として私自身にも責任の一端がありますが、県、市としてのバックアップ体制の強化や現場の指導等についても様々な立場から議論と提言をしていき、4年度のリオには応援に行きたなと思います。

内閣不信任案

2012-08-09 | Weblog
衆議院では内閣不信任案が提出され、否決されたが、政局は混迷を深めています。
消費税法案だけしかクローズアップされませんが、社会保障一体改革の関連法案(消費税増税も含む)も重要な法案でありますが、地方行政にとっては特例公債法案が成立しないと予算の裏打ちがなくなり地方都市は国からの交付税や補助金等身入りがないという状況に陥ります。
このことは法案の国債特例法案を9月に可決されたときからわかっていたことでありますが、なかなかクローズアップはされてこなかったことであります。
加えて、解散する前に選挙制度改革法案を通さない限り、最高裁で違憲の判決が出ている中で解散総選挙などありえないことぐらい国会議員の皆さんは分っているはず・・・。しかも定数削減も先に決めず、消費増税だけを先にやるなどということは更に状況が悪くなることは明確。民主党は衆院定数80削減を掲げてきましたが各党の思惑の中、国会ではなかなか決まらずここまできて、先に消費税法案だけ採決を迫られていることに最悪を想定せざるを得ないと感じます。


第50回山形花笠まつり

2012-08-06 | Weblog
昨日から50周年を数える花笠まつりがスタートしました。

花笠まつりの由来は以下のとおりです。(花笠まつりHPより)

花笠まつりは昭和38年、山形県、山形市、山形新聞社、山形商工会議所などが中心となり、蔵王の観光開発とPRを目的に、「蔵王夏まつり」が開催されました。
『山形花笠まつり』は、「花笠音頭パレード」として,この「蔵王夏まつり」のイベントの一つでしたが、昭和40年(1965)からは単独の『山形花笠まつり』として行う現在の形となりました。
平成5年(1993)からは、まつりの事務局も山形新聞社から山形商工会議所に移り、より市民参加型のまつりへの変革を目指しています。8月5・6・7日、山形市内のメインストリートで山形の夏を彩る、また東北を代表する夏まつりの一つとして全国的に親しまれており、今では3日間の人出も100万人超という大きなお祭りとなりました。グループごとに統一された衣装。紅花をあしらった花笠。華やかに彩られた蔵王大権現の山車を先頭に、【ヤツショ、マカショ。】の勇ましい掛け声と花笠太鼓が高らかに真夏の夜に響き渡り、あでやかな衣装に身を包んだ1万人を超える踊り手の躍動感あふれるダイナミックな踊りと、やまがたの花である『紅花』をあしらった笠の波がうねり咲きこぼれます。

以前は一糸乱れぬ集団美が『山形花笠まつり』の醍醐味でしたが、今は華麗な 正調女踊り【薫風(くんぷう)最上川】・勇壮な正調男踊り【蔵王(ざおう)暁光(ぎょうこう)】の他、花笠踊り発祥の地・尾花沢地方のダイナミックな笠回しや、趣向を凝らした創作踊りなど、多彩な踊りが観客を魅了します。さらに、ゴール地点のオープニング花笠輪踊りやミス花笠をはじめ、個性豊かな飛び入り参加の踊り手も加わり、パレード会場の興奮と感動は最高潮に達します。

『山形花笠まつり』で歌われる「花笠音頭」は、別名「花笠踊り唄」とも呼ばれ、その起源については諸説あるようですが、そう古いものではありません。
 明治・大正の頃、山形県村山地方で歌われていた「土突(どんつ)き唄」が元唄となり、大正8年頃に尾花沢(山形県)郊外のかんがい用溜め池工事の際に、土突(どんつ)き作業をする時に調子を合わせるための作業歌に「渡り土方」が歌う船方節や八木節などがミックスされて、新しく歌われた土突き歌が「花笠音頭」だとされていますが、現在のように賑やかな伴奏を入れて民謡化したのは昭和(しょうわ)の初期のころです。
現在パレードで歌われている「花笠音頭」の歌詞は、従来からあった2歌詞に加え、県内外から公募した13歌詞を加えた15歌詞で構成されており、最上川の流れに沿った各地の名所名物を歌い込んだものになっています。
 「ヤッショ、マカショ。」の囃子ことばは、その土(どん)突(つ)きの掛け声から出たといわれ、また一説には、同じ囃子ことばが、最上川河口の港町酒田市の民謡「酒田舟方節」にもあり、それを取り入れたともいわれています。

 また、「花笠踊り」については、当初は菅笠(すげがさ)に紅色に染めた紙を結びつけ花笠をつくり、これを振ったり回したりして景気をつけたのが始まりのようです。
 踊り方も地域によって、笠をかぶっての手踊りや笠を手に持って回して踊るものなど10種類余の様々な踊りがありましたが、昭和38年(1963)、それらを一本化して、誰でも手軽に踊れる現在の日本舞踊的な新振り付けの「正調花笠踊り~薫風(くんぷう)最上川~」が誕生いたしました。そして、平成10年(1998)には男性的な踊りの「正調花笠踊り~蔵王(ざおう)暁光(ぎょうこう)~」が誕生したのです。

以上hp引用

昨日は第一集団で市議会議員団の一員として爽やかな汗を流させていただきました。
三日間多くの人で楽しい踊りを満喫していただきたいと思います。


大躍進の競泳が終了

2012-08-05 | Weblog
これまで五輪を見てきて、日本チームこれほど頼もしく感じたことはなかったのではないでしょうか。戦後最多の11個のメダル獲得を果たした競泳ジャパン。

戦前前後期には数多くのメダリストと世界記録樹立で「水泳日本」として国中が歓喜し、神宮プールの日米対抗戦には満員の観客でうめつくされ、「水泳日本」の名を轟かせた水泳も、その後は欧米豪から大きく引き離された状況が続きました。

今大会でのメダル量産は「水泳日本復活」という言葉を使いたい活躍であり、日本を代表するスポーツ競技と言っても過言ではない活躍でした。
その象徴ともなった最終日は総合力が問われるリレー種目での男女アベックメダルを獲得。
女子400mメドレーリレーで2000年のシドニー以来の歓喜の銅メダル。そして最終種目の男子400メドレーリレーでは過去最高順位の銀メダルを獲得。北島選手にも最後にメダルがかかり3大会連続のメダリストが誕生しました。

選手が口にする「チーム力」・・水泳は個人競技で、リレーは団体種目といった印象が多いでしょうが、チーム全体で戦う意識がここまでの成績を出してくれたのだと思います。精神的にも追い込まれ、一人の選手の不調が全体にまん延する可能性もある中で、大エースの北島選手が個人で満足した結果が出せなかった面をみんなでカバーし最後は「手ぶらで北島選手を日本に帰す訳がいかない」という言葉にチームが一丸となっていることを象徴していたのではと思います。

また嬉しく思うのが、選手たちの行動と言動。レース後や表彰式での選手間の互いに健闘を讃えあう姿・・・・真剣勝負の後はお互いの健闘を讃えあうことがスポーツの意義。
それぞれの国の環境は違えど最高の舞台で全力を尽くしたことに互いに敬意を表する姿にスポーツの意義と素晴らしさが映し出されます。インタビューでも各選手が支えてくれた人に謝意を表する姿にまた胸を熱くさせてくれます。

私達に素晴らしい感動の時間をくれた選手各位、指導者やスタップの皆様、関係者の皆様に感謝と敬意を表したいと思います。ありがとうチーム競泳ジャパン。


明暗

2012-08-03 | Weblog
毎日寝不足が続いてますが、ロンドンの柔道は金が取れず大会発の金ゼロの危機と報道されてます。
日本発祥という事で金以外は敗北的に選手は発言してますが、世界は日本を目指し努力してきた中で切磋琢磨の結果。堂々と胸を張って欲しいと思います。競泳はメダルラッシュ。目標である八個以上のメダルを既に上回り鈴木聡美選手、入江選手の銀を始め九個獲得。ここまできたら日本のスポーツ界を長年引っ張ってきた北島選手にメドレーリレーで最後にメダル取らせてあげたいと日本中が願っているのではないでしょうか。
入江選手が発したチーム全員でリレーしていると言った言葉に感動し、最後までの力泳に期待しています。