武田聡のビューティフルストローク

山形市議会議員「武田さとし」が、日頃の議員・政治活動や水泳関係の活動日記をつづっています。

大躍進の競泳が終了

2012-08-05 | Weblog
これまで五輪を見てきて、日本チームこれほど頼もしく感じたことはなかったのではないでしょうか。戦後最多の11個のメダル獲得を果たした競泳ジャパン。

戦前前後期には数多くのメダリストと世界記録樹立で「水泳日本」として国中が歓喜し、神宮プールの日米対抗戦には満員の観客でうめつくされ、「水泳日本」の名を轟かせた水泳も、その後は欧米豪から大きく引き離された状況が続きました。

今大会でのメダル量産は「水泳日本復活」という言葉を使いたい活躍であり、日本を代表するスポーツ競技と言っても過言ではない活躍でした。
その象徴ともなった最終日は総合力が問われるリレー種目での男女アベックメダルを獲得。
女子400mメドレーリレーで2000年のシドニー以来の歓喜の銅メダル。そして最終種目の男子400メドレーリレーでは過去最高順位の銀メダルを獲得。北島選手にも最後にメダルがかかり3大会連続のメダリストが誕生しました。

選手が口にする「チーム力」・・水泳は個人競技で、リレーは団体種目といった印象が多いでしょうが、チーム全体で戦う意識がここまでの成績を出してくれたのだと思います。精神的にも追い込まれ、一人の選手の不調が全体にまん延する可能性もある中で、大エースの北島選手が個人で満足した結果が出せなかった面をみんなでカバーし最後は「手ぶらで北島選手を日本に帰す訳がいかない」という言葉にチームが一丸となっていることを象徴していたのではと思います。

また嬉しく思うのが、選手たちの行動と言動。レース後や表彰式での選手間の互いに健闘を讃えあう姿・・・・真剣勝負の後はお互いの健闘を讃えあうことがスポーツの意義。
それぞれの国の環境は違えど最高の舞台で全力を尽くしたことに互いに敬意を表する姿にスポーツの意義と素晴らしさが映し出されます。インタビューでも各選手が支えてくれた人に謝意を表する姿にまた胸を熱くさせてくれます。

私達に素晴らしい感動の時間をくれた選手各位、指導者やスタップの皆様、関係者の皆様に感謝と敬意を表したいと思います。ありがとうチーム競泳ジャパン。


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