38歳で初挑戦させて頂き、皆様のお支えのお蔭で地方政界の舞台で仕事をする機会に恵まれました。あれから12年ですが、多くの人のから支えて頂き、育てて頂き4度挑戦が出来る事に心から感謝いたしております。
12年の経験の中で各世代が持つ課題、地域の課題、各業種の課題などについて幅広く学ぶ機会に恵まれました。
私は「現場主義」を大事にしながら、国の政策、県の取組などを確認しながら、市としての取組み内容をチェックすると同時に、個人、会派と、議連、団体など数々の場面で政策提言を重ねてきました。
現在は会派、観光振興議員連盟においては幹事長、常任委員会では過去に産業文教委員長、現在は環境建設委員長と2回も委員長を経験させて頂いておりますが、経験をチカラにさらに政策立案能力を磨いていきたいと思います。
私は国が掲げる「地方創生」「地方分権」・・大賛成です。
表現の違いなはあれども地方の活性化がダメという人はどこにもいないでしょう。
実際に、私自身地元国体を契機として、地域に根差した企業にお世話になり、転勤での新潟、福島での居住を経て、また、戻ったふるさと山形で何が出来るのかを熟慮した結果、自分自身の中に宿る「地方の活性化」の具現化を求め政治の道へ飛び込みました。
その後、国政選挙にも携わる中で感じているのは、真の地方分権への道のりは厳しく、地方自治法上は「対等」と表現されてはいるものの、国と地方の関係が大きく変わったとは言いにくい実態があり、補助金、交付金を受ける立場として弱い面も否定できません。
地方議会は、首長、議員をそれぞれ住民代表として選ぶ二元代表制の中で、それが機能発揮し、議員・議会は住民代表の立場で、是々非々で議論されるべき場所です。
そこで言うべき事を言い、協力すべき事は協力すると姿勢が必要であり、地域の専門家としての見識と地域実態を把握した上で行う政策集団として、今まで以上にきめ細かい施策展開が求められています。
東北の人口減少率は他地域より大きく、大都市への人口一極集中が進み、地域間格差があらゆる形で広がっています。
山形市は4月から「中核市」となりましたが東北主要都市では、ほぼ最後の中核市移行であり、単に「おめでたい」とばかり浮かれはいられません。
今後は、近隣地域の市町村と連携を深め、連携中枢都市を形成しながら、圏域、つまりゾーンでそれぞれの良さを生かし、認め合い、効率性を高めながら、圏域の魅力を発揮した中で、地域の湧き上がる力を感じながら「真の地方創生」を進める必要があります。
そこで、私はこれからの取組みとして、12年の経験をもとに①子育て教育②商工・労働・観光③まちづくり・福祉④環境・医療・危機管理⑤財政⑥議会改革と6つの基本ジャンルに分け、主に24本からなる基本政策を掲げて今後に挑戦していきたいと考えています。
私は市が掲げる「山形の魅力を高めながら、健康先進医療都市を創る。そして、健康寿命を延ばしていく事・・・・賛成です。
その為にも山大の重粒子線施設だけでなく、予防医療の観点からの健康づくりのため、県とも協議しながら各種スポーツ環境の整備を進めないといけません。
屋内プール整備や弓道場、サッカースタジアム、スケート場などを始め全体としてのスポーツ振興、県体育館・武道館等の代替施設整備、さらにはソフト面でも部活動指導員の更なる確保や民間指導者の活用の拡大などが必要です。県文化施設の活用やゾーンとしてのまちづくりも関係します。
人口減少は地域の経済にも直結します。建設・設備事業者関係では昨今の災害を踏まえ、除雪強化や道路・橋梁、施設等の安全・安心を守る取組強化が求められます。
しかし、求人倍率は非常に高い状況にはあるものの、好条件での大都市への流出で人材不足が続いています。
就労環境整備の推進とUIJターンの取組みを加速させていく必要があります。
消費行動の向上からの視点では、中心市街地の活性化への取組強化が必要であり、中心部のマンション建設だけに任せきりにはしておけません。
働き方改革の中で、適正な労働時間管理の徹底や、持続可能な社会づくりの中で、地域に根差した活動を企業や行政が連携して下支えしていく取組みも重要であります。
実質賃金の上昇は勿論、居住環境整備や今、関係者の皆さんにお世話になってますが、空調整備やトイレ改修などを含む教育環境の促進、介護福祉などの高齢社会への対応の中で「市民のしあわせ度」の向上が求められます。
更には、効率性の高い住宅戸数増による環境負荷の低減や、バス交通のIC化促進、タクシー利用者の助成拡大、空き家対策の充実など課題が山積です。
来年に迫った東京オリンピック・パラリンピックも東京だけのものではありません。
五輪経験者としてもこの理念をしっかり根づかせ、平和への思い、障がいを持つ方への理解の向上や環境整備、相手尊重の精神によるモラル教育の向上へもつなげたいと思っています。
私は予算の執行権者ではありませんので「あれをやりました」という表現は当てはまらいかも知れません。
ただ声をカタチにするための努力は怠らないつもりです。
過去には冬場の遊び場がないという声を受け、政策提言に反応いただき、こどもの屋内の遊び場が出来たり、学校空調の全面早期導入率先して申し入れました。
現在は今後は国も反応して全国的な導入となってきました。
昨今では導入決定後は工事の集中的の中で過度は負担増にならないような取組み提言も併せて実施しています。
地方の課題は山積しており、まったなしです。
政局目途で何かを画策したり、質疑有無の問いには「なし」だけを繰り返すだけでは地方議会全体の存在が不要と判断されても致し方ありません。
私は多様な声を持ち寄り、そして熟議の中で結論を出していく「責任ある議会」へ更なる進化が必要だと思います。
誰かにやってもらう政治ではなく「自分達のまちは自分達で創る」という意欲に溢れたまちづくりへ全力で取り組ませて頂だく決意を書込みながら挑んで参りたいと思います。
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