迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

知りたいことを伝えないマスコミ 事故米転売:売却や検査方法見直す…農水次官、会見で

2008年09月08日 | 社会
減反政策を採っている日本が、なぜ米を輸入しなければならないのか?
殺虫剤などに汚染されたり、カビなどで汚染された事故米をなぜ輸入しなければならないのか?マスコミは伝えてくれません。
今回の米は『ウルグアイ・ラウンド合意で日本が輸入を義務づけられた米の一部で、検査などで食用に適さないと判断された分。年間2千トン程度あり、最近は17社が購入している。工業用のりの原料のほか、灰にして建設資材に使うために売られることもある』なのだそうです。
でも「こんな事故米なんて返品すればいいじゃないか」と誰でも思うはずですが、農林水産省がそれをしないことをマスコミは追求しません。
事故米転売の背景を説明するマスコミがどこにもいないというのは情けないというよりも、基本的なところが欠けているように感じます。
事故米転売:売却や検査方法見直す…農水次官、会見で
 コメ卸売加工会社「三笠フーズ」(大阪市)による事故米の不正転売問題を受け、農林水産省の白須敏朗事務次官は8日の記者会見で、再発防止のため事故米の売却や立ち入り検査の方法を見直す方針を明らかにした。そのうえで、場合によっては事故米を民間に売り渡さず、そのまま廃棄することも検討する考えを明らかにした。
 農水省は事故米の売却先業者に対して月1回程度、立ち入り検査を行って在庫や出荷状況などを確認している。しかし、事前にその日程を通告しているため、二重帳簿などを使った三笠フーズの不正を見抜けなかった。
 白須次官は「監視体制が不十分だった。コメは日本の主食であり、このようなことが二度と起きないよう徹底する」と強調。実際に工業用に使う業者に売却先を限定する▽抜き打ち検査の実施▽転用を防ぐためコメに着色する--などの改善策を挙げ、廃棄も検討対象となるとの考えを示した。【工藤昭久】
毎日新聞 2008年9月8日 19時19分