迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

高齢者医療費が増加するでしょう <医療費>75歳以上で全額無料化 東京・日の出町

2008年09月17日 | 健康
決してよいことばかりではないはずです。
かつて高齢者医療費は優遇されていましたが、病院が病人のためではなく、高齢者の集会場となってしまったために医療費を圧迫し、その結果高齢者医療費も応分の負担をするようになったという経緯があります。
医療費を75歳以上で全額無料化はするということは、かつての病院集会場状態が再現される可能性や、安易な診察受診による医療機関への負担増など、よいことばかりではないことを指摘しておきます。
<医療費>75歳以上で全額無料化 東京・日の出町
 東京都日の出町は09年度から、75歳以上の町民について、医療費の窓口での自己負担分(原則1割)を全額無料にする。厚生労働省によると、自治体による無料化は珍しい。16日開会の定例町議会で方針を説明した青木国太郎町長は「後期高齢者医療制度の導入で高齢者に対する風当たりが強い中、日本一お年寄りに優しい町づくりを進めたい」と話している。
 町によると、対象者は人口の1割強に当たる1870人。町の年間支出額を約8500万円と見込む。所得制限はせず、通院や入院に伴う医療費や薬剤費の個人負担分を肩代わりするほか、75歳になる町民の人間ドック受診料も町が全額負担する。0~15歳の医療費は06年4月から既に無料化されている。
 広域一般廃棄物処分場の受け入れに伴う、排出自治体からの地域振興費(年間計11億円)や、大型ショッピングセンターの進出による3億円超の固定資産税収入があり、必要な予算のめどがついたという。【内橋寿明】
9月16日20時13分配信 毎日新聞