迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

消費税率アップに賛成できない

2006年04月16日 | 社会
700兆円を越える国の借金のことを考えると、消費税率がアップすることは止むを得ないと思っていたのですが、週末にいくつかのTVを見てその考えが変わりました。
北海道のある町には交通量の少ない道道や町道が何本も通っていて、地元では必要ないと言っている高速道路を通そうとしていたりというケースがありました。
また、除雪作業を道と町が別個にするため、除雪車は管轄外の道路を通る時にはわざわざ除雪をしないで通ったりしているのです。
そして砂防ダム建設を国土交通省と道が個別に行っていることの無駄など、テレビを見ていて本当にばかばかしくなりました。
それから、似たような名前の公益法人がいくつもあって、そこに対して補助金がジャブジャブ注ぎ込まれていること。その公益法人には役人が天下りしている。
ある公益法人は職員2人なのに、役員は10人以上いて、そのうちの3人が元役人と言ってたかな。
こんなことさせたままで、税率アップを議論できるわけないだろ。

結局、特別会計が無駄遣いの温床であること、地方に財源を委譲せずに中央省庁が財源を確保したままであることが非効率的であること、公益法人に投入する税金が無駄に使われていること、などがわかったので、消費税率アップには賛成できない国民のひとりに戻ることになりました。