昨日は市民劇場の日だった。いつも一緒に行っている友人は、他の用事とかぶってしまい、何とか前日に夜講演でも観に行くと思案していたが、どうやら無理だったらしい。
一緒に行動する人がいないので、それなら今回はたまたま土曜日だし、長く会っていない友人に1時間だけでも会えればと算段した。キヨちゃんも、
「ほれなら母ちゃんの作った野菜を子供に食べさせてやりたい。」
と持たせてくれた。そしてキヨちゃんは行きに近所の散髪屋に下ろして行く予定だった。
さて、昨日は前夜からの雨。大雨警報もあり川の水はかなり増えていて、朝になってくりりんの仕事がキャンセルになった。それなら雨も酷くなるようだし、送っていってあげるよ~と言う事になった。
キヨちゃんに話すと、
「ほんなら夜は母ちゃんだけじゃな(夕飯)。ほら、それが楽じゃ。」
と言っていた。私が運転していくよりも安心もある。しかも、大雨ならする事もないはずだった。
もう少しくりりんの休みが早く分かっていたり、彼女のキャンセルが分かっていれば、チケットを余らせずに一緒に芝居を観る事も出来たが、それはまあ仕方が無い。とりあえず、くりりんは芝居のある2時間余りはぶらぶらする事になった。
とりあえず徳島市内に着いて、バーゲンセールでようやく自分の服を買えた。
それから二人でランチ。くりりんはきのこのペペロンチーノ。私はベーコンとアスパラの和風にした。
芝居は青年座の「ブンナよ木からおりてこい」である。これは児童文学としても戯曲としても有名な作品で、よく舞台化される。過去にも観た事があるが、演出などで違ってくるものだなあ~と感心。どうしても原作が読みたくなって、その場で本を買ってしまった。(舞台の感想は後日)
会場を出ると雨はすっかり上がっている。地元はどうだったのかなあ・・・と気になる。雨降りだったのでリュウは裏につないである。もし雨が上がっていたら、キヨちゃんが出すはずだが、途中で出す時はテンションが上がってキヨちゃんを引っ張る事もあり、転んだりしていないか心配した。
それから、大雨は心配だが、それでも雨降りならキヨちゃんも仕事が無いが、降らないとおそらく仕事をしている。雨降りに出掛けた事はチャラになり、
「手伝ってほしいのに二人ともいない。」
となっている可能性もあり、出来ればキヨちゃんが仕事にならない程度の雨が降っててくれたらいいな~と希望的観測をしていた。
友人には本当に久しぶりに会った。くりりんは「はじめまして」である。子供たちは生憎出掛けていたが、しばらく積もる話をする事が出来た。帰り際、下の子供は帰ってきたので、顔を観ることは出来た。
それから帰路に。夕飯を外食しても良かったのだが、ご飯がたくさん残っている事を知っていたので、おかずだけ買って帰って家で食べることにした。
大体いつも私は3合炊く。出来るだけ余らせたくないし、余るようなら冷凍したい。ところがキヨちゃんは4合炊く。その上冷凍を嫌うので、色の変わったご飯が残ってくる事もあり、なるべく冷凍したり炒飯にしたりするのだが、冷ご飯があっても炊いてしまう。そのくせ、余ったご飯は目に入らないのか、
「お前らはよう食うけん、5合にせないかん。」
などと言う。勘弁してくれ。これ以上無駄は出したくない。
で、天気を気にしつつ家に帰ると予定通りの20時前。するととっくに夕飯を食べていると思ったキヨちゃんも、今からだと言う。しかもご飯があるのにそうめんを食べている。3合弱程度のご飯が丸丸残っている。
友人宅の様子を伝えていると、その子供たちから電話があり、キヨちゃんは上機嫌で話をしていた。ところが、くりりんと食卓に着いた頃は、いい感じに酒も回ったのか開口一番、
「お前らええ御身分じゃのお。」
と来た。
つまり母ちゃんはこんな体で暗くなるまで山を這いずりまわって仕事しているのに、遊んで帰ってきて~と言う事である。・・・だからね~。雨降って欲しかったのだよ。
半分以上はくりりんへの焼き餅である。だからとにかく文句が続く。最近はくりりんも心得たので、「聞かない」のではなく「反論」するようになった。というのも、これも半分以上酒の影響もあるので、私はきつくてかなりの勢いで喧嘩になるが、食事が終わる頃にはキヨちゃんはリセットされる事が多いのだ。ま、酔いも冷めるから??
全く精神的に宜しくない。嫁姑の間の長男ってこんな気持ちなんだろうな・・・と思うが、どうだろう??
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