すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

コロナ禍でさらに心配なお年寄りたち

2020-09-06 19:27:05 | うちのキヨちゃん
 うちのキヨちゃんだけでなく、お年寄りは本当に働き者で、それがゆえに「もうちょっと、もうちょっと」と思って仕事するうちに、熱中症になってしまうのだろう。
 今朝もキヨちゃんは朝早くから草取りしていた。思ったよりも台風の影響が日中出なかったので、くりりんは通常営業となり出勤。私はリュウの散歩を長めにした後で、野菜やちくわの天ぷらを揚げた。
 そのうち半分は親戚の家に届けた。実はおばさんが少し体調を崩してから食欲がなくなり、そのせいで調理が億劫になり、少し物忘れも出始めたのだ。いつもはおじさんと二人なので、たまに何か作ると持っていくことにしている。特に天ぷらやお煮しめなど「面倒くさい」ものだ。おばさんはキヨちゃんよりずっと若いが、やはり天ぷらを揚げるのは心配もある。出かける前にキヨちゃんに切り上げるように声をかけた。
 「もうやめる。暑くなったら死んでしまう。」
と素直に応じた。
 台風が接近しているというものの、午前中は日も強く暑かったが、おじさんはシャツの背中を汗だくにして作業していなので、早く切り上げて水分を取るように声かけした。
 さて、戻ってみるとキヨちゃんは家でいたが、聞くと結局その後も気になって、草取りを続け、気づいたら11時だったという。やれやれ・・・。どこのお年寄りも心配だ。
 このコロナの影響で、家族に会えないで認知症の進行や機能低下まで起こしている人もいる。それが原因と素人の私が決めてはいけないが、大きな要因のひとつだと思う。
 ワクチンが早ければ来春から・・・というニュースもあるが、本来するべき治験をはしょっている可能性もある。何しろ30万人の治験をしないと駄目らしいから、それがそんなスピードで出来るのかと疑問にい思う。とは言え、一刻も早く薬が欲しい。ジレンマである。
 くろべえの褥瘡もなかなかだ。昨日は腫れも引いていたのに、今日はまた腫れている。とにかく気長に治療と通院を続けるしかない。
 お年寄りも年寄り猫も頑張ってほしい。

     

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コメント (3)
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