すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

熱湯コマーシャル

2007-12-24 01:02:06 | うちのキヨちゃん
 うちのキヨちゃんはお風呂の湯加減が微妙である。残り湯がもったいなくて、足し湯した時などは、混ぜてないのか混ぜ方が甘いのか、入ったら底は水風呂だったりする。また逆にすごく熱湯の時もある。
 私が必ず一番風呂というわけではないのだから、キヨちゃんが初めに入ることだってある。勿論父はそんなロシアンルーレットみたいな風呂には入れない。それなのに、私が入るとき、その状態をキープしているのは、キヨちゃんが「もったない党」で「我慢強い」からだ。「いい湯だ」と思い込んで、多少の熱いぬるいは我慢して入るのだ。
 そんな湯加減だから、遅く帰る私の為に沸かす湯の加減など、出来るはずもない。たいがいはぬるいのだが、
 「ええ湯だったろう」
と自信満々に言うので、
 「・・・うん」
と言うしかない。
 今夜は23時までの仕事だった。帰ると
 「おふろ わいてます はいてね(入ってね)」
のメモがあった。21時には熟睡の彼女が沸かすのだ、当然ひどくぬるいと思っていた。しかし、今夜の風呂は熱かった。しかも半端じゃなく熱かった。これはもう「熱湯コマーシャル」である。
 今度は、ダチョウ倶楽部さんにでもリアクションを習わなきゃ・・・。

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コメント (2)
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