この時勢下、遠くに出掛けることは難しくなった。まして、これからはいよいよ冬。老いぼれの私にはなおさら難しい。
そこで、こここからはしばらく、昔のことを思い出して旅に出た気分を味わいたい(かつて投稿したものと同じものも多いが、写真のサイズを大きくしながら、である)。
さて、私が初めてアルプスに行ったのは平成19年(2007年)6月であり、あれからもはや13年以上が経ってしまった。そこで、そのアルプスの旅から始めたい。
では、旅程に沿って報告していきたい。
<平成19年6月26日(火)>
成田発9:30→ソウル→チューリッヒ18:00(セネター・ホテル・チューリッヒ泊)
ホテルに着いたのは夕方6時であった。夕食は機内でもう済んでいた。18時とはいえ緯度が高いだけにまだまだ明るい。部屋で少し休んだ後、飲まずばなるまいとホテルのラウンジに行って早速ビールを飲む。注文にも、支払いにも言葉の壁で四苦八苦。つまみの中のオリーブの実が今でも舌に微妙な記憶を残している。
<6月27日(水)>
朝起きて窓の外を見ると、まるで梅雨のような空模様であった。今回のツアー中の天候が心配である。ホテルの外に出てみると、確かに外国である。でかい教会などが高台に見える。
チューリッヒ中央駅9:32→ジュネーヴ12:15
ジュネーヴに着いたのは昼時、まずは昼食。アルコールも少し飲みながら美味しく頂く。デザートはスイスの国旗をあしらったケーキ、流石にしゃれている。日本ではこれを真似ても、年配の私などは日の丸弁当を連想してしまうだろうから無理だろうな、等と苦笑しながらトイレに行ったなら、不注意でトイレの扉に指を挟まれてしまい"血豆"が出来てしまった。帰国後しばらく爪の先にそれが残り、スイスを思い出すのに役立った?
昼食後はバスで市内観光、あるいは徒歩で旧市街を散策。
→(バス)→シャモニー17:30(ホテルアルピナ泊)
<6月28日(木)>
朝、早速部屋のベランダに出てみる。山並みはモルゲンロートに染まっている。これはラッキー!今日は一日天気がいいはず、と快哉を叫ぶ。眼前に迫るモンブランの山並み、そして、その頂上からシャモニーの街まで流れ落ちるようなどでかいボソン氷河に圧倒される。
朝食時の食堂、客は殆どが日本人、外国にいる感じがしない。あっ、フランス人から見れば我々は"外国人か"等と思いながら、日本人の多さに"いずい(←岩手の方言で違和感があるという意味)"心地がする。
食事後心うきうきとハイキングの準備、胸わくわくで、ロープウエィ駅に向かう。
ホテル8:00→ロープウエィ駅→(ロープウエィ)→エギーユ・デュ・ミディ展望台→プラン・デ・レギーユ駅→(シャモニー針峰群の山腹に沿ってのハイキング)→モンタンヴェール駅→(ロープウエィ)→メール・ド・グラス氷河観光→(ロープウエィ)→モンタンヴェール駅→(モンタンヴェール鉄道)→シャモニー駅(16:55頃)→ホテル(アルピナホテル連泊)
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”〝初めてのアルプス(回想)〟の目次”へ。
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《出版案内》
『宮沢賢治と高瀬露―露は〈聖女〉だった―』(「露草協会」、ツーワンライフ出版、価格(本体価格1,000円+税))
は、岩手県内の書店で店頭販売されておりますし、アマゾンでも取り扱われております。
あるいは、葉書か電話にて、入手したい旨のお申し込みを下記宛にしていただければ、まず本書を郵送いたします。到着後、その代金として当該金額分の切手を送って下さい(送料は無料)。
〒025-0068 岩手県花巻市下幅21-11 鈴木守
☎ 0198-24-9813
なお、目次は次の通りです。
そして、後書きである「おわりに」は下掲の通りです。
そこで、こここからはしばらく、昔のことを思い出して旅に出た気分を味わいたい(かつて投稿したものと同じものも多いが、写真のサイズを大きくしながら、である)。
さて、私が初めてアルプスに行ったのは平成19年(2007年)6月であり、あれからもはや13年以上が経ってしまった。そこで、そのアルプスの旅から始めたい。
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以前より、本場のアルプスに行ってみたいという夢があった。そして、それが退職した平成19年に実現できた。スイスアルプスの名峰の見事さは云うまでもなく、氷河は温暖化のためにどんどん後退していると云うが、その迫力には圧倒された。また、高山植物や山野草は豪華絢爛、百花繚乱とはこのことを云うのだと思い知らされました。毎日飲むビールが美味しかった。では、旅程に沿って報告していきたい。
<平成19年6月26日(火)>
成田発9:30→ソウル→チューリッヒ18:00(セネター・ホテル・チューリッヒ泊)
ホテルに着いたのは夕方6時であった。夕食は機内でもう済んでいた。18時とはいえ緯度が高いだけにまだまだ明るい。部屋で少し休んだ後、飲まずばなるまいとホテルのラウンジに行って早速ビールを飲む。注文にも、支払いにも言葉の壁で四苦八苦。つまみの中のオリーブの実が今でも舌に微妙な記憶を残している。
<6月27日(水)>
朝起きて窓の外を見ると、まるで梅雨のような空模様であった。今回のツアー中の天候が心配である。ホテルの外に出てみると、確かに外国である。でかい教会などが高台に見える。
チューリッヒ中央駅9:32→ジュネーヴ12:15
ジュネーヴに着いたのは昼時、まずは昼食。アルコールも少し飲みながら美味しく頂く。デザートはスイスの国旗をあしらったケーキ、流石にしゃれている。日本ではこれを真似ても、年配の私などは日の丸弁当を連想してしまうだろうから無理だろうな、等と苦笑しながらトイレに行ったなら、不注意でトイレの扉に指を挟まれてしまい"血豆"が出来てしまった。帰国後しばらく爪の先にそれが残り、スイスを思い出すのに役立った?
昼食後はバスで市内観光、あるいは徒歩で旧市街を散策。
→(バス)→シャモニー17:30(ホテルアルピナ泊)
<6月28日(木)>
朝、早速部屋のベランダに出てみる。山並みはモルゲンロートに染まっている。これはラッキー!今日は一日天気がいいはず、と快哉を叫ぶ。眼前に迫るモンブランの山並み、そして、その頂上からシャモニーの街まで流れ落ちるようなどでかいボソン氷河に圧倒される。
朝食時の食堂、客は殆どが日本人、外国にいる感じがしない。あっ、フランス人から見れば我々は"外国人か"等と思いながら、日本人の多さに"いずい(←岩手の方言で違和感があるという意味)"心地がする。
食事後心うきうきとハイキングの準備、胸わくわくで、ロープウエィ駅に向かう。
ホテル8:00→ロープウエィ駅→(ロープウエィ)→エギーユ・デュ・ミディ展望台→プラン・デ・レギーユ駅→(シャモニー針峰群の山腹に沿ってのハイキング)→モンタンヴェール駅→(ロープウエィ)→メール・ド・グラス氷河観光→(ロープウエィ)→モンタンヴェール駅→(モンタンヴェール鉄道)→シャモニー駅(16:55頃)→ホテル(アルピナホテル連泊)
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《出版案内》
『宮沢賢治と高瀬露―露は〈聖女〉だった―』(「露草協会」、ツーワンライフ出版、価格(本体価格1,000円+税))
は、岩手県内の書店で店頭販売されておりますし、アマゾンでも取り扱われております。
あるいは、葉書か電話にて、入手したい旨のお申し込みを下記宛にしていただければ、まず本書を郵送いたします。到着後、その代金として当該金額分の切手を送って下さい(送料は無料)。
〒025-0068 岩手県花巻市下幅21-11 鈴木守
☎ 0198-24-9813
なお、目次は次の通りです。
そして、後書きである「おわりに」は下掲の通りです。
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