平成24年4月26日(木)
静岡県戦没者戦災死者春季追悼式および慰霊法要が、静岡市にある「静岡県戦没者戦災死者慰霊標前にて開催されました。場所はJR東静岡駅の北側付近にある静岡県護国神社の隣です。
毎年、春季、秋季の二回開催され、追悼式は(財)静霊奉賛会(会長は静岡県知事)が主催し、宗教色のないものです。
出席者は、県知事および県健康福祉部長をはじめとする職員、県議会議長をはじめとする県議会議員、国会議員、県内市町の長、県内市町議会議長、各遺族会、戦災遺族会、その他関係団体などです。
(静霊奉賛会会長 川勝知事の式辞で追悼式が始まる)
次第の主なものを紹介すると、国歌斉唱、黙とう、式辞、追悼のことば、献花拝礼等で、約一時間でした。
春雨の中での開催、戦後67年目を迎え、参加者もかなりの高齢者が多い中で、次の世代の人たちも目に付きました。
(県内各地から参列された遺族会の皆様)
遺族会代表あいさつでは、出兵した父や兄弟への思慕と、残された子どもたちを一心で育て上げた母への感謝など、いつ聞いても国のために犠牲になったとは言え、国民全体が遺族のご苦労を決して忘れてはならず、戦争の悲惨さを伝え、平和のありがたさとそれを受け継ぐ決意を確認し会うこの行事を続けていくことが、英霊の皆様に報いることであると感じました。
(謝辞を述べる、杉山静岡県遺族会会長)
追悼式の後は、春は仏式の法要が、秋は神道による式典が開催されています。この法要にも、先の追悼式に参加された皆様がそのまま参加されていました。
(追悼式に続き、仏式の法要が開催された)
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