Nakasangからまた少し南に下り、昨日立ち寄ったコーンパペン(Khone Phapheng)の滝を見ることに。昨日とは違いゲートには係員が居て入場券30,000KIP(300円)、バイクの駐車料5,000KIPを支払ました。展望台があり、ここからはメコン河が流れ落ちる様子がはっきりとわかります。
落差は大きくありませんが、流石にメコン河の滝という迫力は十分。岩波新書の「ベトナム民族小史」にかつてフランスの探検隊が雲南との通商路を求めてメコン河を遡り、滝があって断念した・・・と書かれていました。その滝がこれなのでしょうか?メコン河ルートを断念してベトナムに向かったわけですから、この滝がなかったらベトナム近代史も違ったものであったのかも。
観光客相手に写真を売る子供たちが10数人居ました。あまり商売熱心ではありません。男の子たちは商売道具を置いて川遊びに夢中でした。「コーンパペン・ハイモック・メナムコン」という発音を教えて貰いました。ラオス語発音でメコン河を「メナムコン」と言うようです。メコンの語源でしょうか?
一番大きな中州、DONE KHONに渡るフェリー乗り場を探して13号線を北上しました。標識があったので折れてみましたが、中国企業が橋梁建設を行っている工事現場に出てしまい、フェリーがあるような雰囲気でないので諦め、更に北上し、県都パクセ方向へ。
道の両側に広がる田圃は稲穂が実って黄色や茶色だったり、まだ緑色のだったり、また稲刈りが終わった所もチラホラ。大きな杵をつく姿を見てバイクを止め見学させて貰いました。
道路は次第に交通量が増えるものの信号はなく、舗装状態も良好でした。