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東南アジアのビール消費大国

2012-10-03 00:13:14 | 経済

ベトナムで生活を始めた頃、街中の至るところでビールを飲む姿を見掛け、しかもテーブルの下にビールをケースごと置いて飲む姿にベトナムのビール消費量はさぞかし、と思ったのですが、統計を見て一人当たりの消費量も日本より遙かに少ないことを知って意外だったことがありました。ビールは夏の飲み物、したがって熱帯では一年中ビールシーズンなどとの先入観は間違いのようで、一人当たりビール消費量が多いのはベトナムより遙かに寒いヨーロッパの国ばかり。

カンボジアではビールの看板がやたらと多く、飲食店や雑貨店には必ずと言って良いほどビール会社の看板が掲げられています。しかも色は各社共に赤ばかり。ビール会社の車も赤です。日本では赤い車と言えば郵便局の車でしたが、ここではまだ郵便局の車を見たことがありません。

               

            「ベトナム人は東南アジアで一番多くビールを飲む」

ベトナムの2011年ビール消費量は約26億リットルで東南アジア最大となり、タイとフィリピンがこれに続く。ユーロモニターインターナショナルの統計によるとこの地域で最も消費量が少ないのはミャンマーで3,040万リットル。

ビール消費量の少ない6ヶ国(ミャンマー、シンガポール、ラオス、カンボジア、マレーシア、インドネシア)の消費量合計はフィリピンの消費量16億リットルの1/2である。

2010年に市場調査会社ユーロモニターインターナショナルはべトナムビール市場は引き続き高い成長率を続けるだろうと評価した。2009年は16リットルであり、2004年に比べ56%増加していた。

今年初め、日本のビール会社キリンホールディングスの調査部門は、ビール消費量の多い25ヶ国の中で注目すべき消費増加国としてナイジェリア(17.2%)、インド(17%)、ブラジル(16%)とベトナム(15%)を挙げている。

http://www.vietnamplus.vn/Home/Nguoi-Viet-Nam-uong-bia-nhieu-nhat-o-Dong-Nam-A/201210/161512.vnplus