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GOVAP便り

プノンペンからモンドルキリに、その前はTAY NINH省--AN GING省--HCM市GO VAP

VNバイオマス発電買取価格1,220ドン

2014-03-26 21:18:38 | 経済

きょうの日経新聞サイトに岩手県で鶏糞を燃料にしたバイオマス発電の記事がありました。有料記事なので詳細は分かりませんが、「へ~」とだけ思ったところ、ベトナムのニュースでバイオマス発電の買取価格が1,220ドンとの見出しが目に留まりました。

1,220ドンは約5.9円。ちょうど今日、電力会社に料金を支払いに行きましたが、1,300リエル(33.1円)/1kWhがモンドルキリの料金ですからその安さにビックリ。バイオマス発電事業への政府の支援策の一つとして買取価格が決定されたにしては安過ぎないか?と思ってベトナムの電力使用料金を調べてみると一般家庭向けで100kWhまでが5.1円、401kwh以上でも9.1円でしかありませんでした。

プノンペンに住む人々は裕福な家庭でも700リエル(17.8円)/kWhとモンドルキリの貧乏人の半分程度の料金しか払っていないわけですが、それでもプノンペンの貧しい人々はベトナムの電気料金の3.5倍を毎月支払っていることになります。

序に日本のバイオマス発電買取価格を調べてみると、メタン発酵ガス化発電が40.95円、一番安いのがリサイクル木材燃焼発電で13.65円となっていました。

ベトナムでのバイオマス発電で最初に思い浮かぶのは籾殻発電や製糖工場でのバガス発電ですが、どちらも利益を生み出すのが難しいようでした。今回の支援策には各種の優遇税制も適用されるとのことなのですが、果たして積極的な支援策になっているのでしょうか・・・。


サエンモノロムのマイクロファイナンス

2013-11-09 20:49:05 | 経済

昨日、夕食にサエンモノロムの町に行った時に一度会ったことのある青年に声を掛けられました。「勿論覚えてるよ」と答えたものの名前は一度聞いたことすら覚えておらずバツの悪い思い。アルファベット表記と発音が微妙に異なるため若い女性の名前すら覚えられずにいます。「タイから知り合いが来るので紹介したいから電話番号を教えて」くれとのことで、彼の携帯に掛けて番号を表示させるつもりが料金不足で繋がりません。5ドルで3Gのネットと通話を賄い、序に日本に一度掛けてしまったのが原因のようで恥の上塗り。彼はマイクロファイナンスで働いているということだったので尋ねてみると、「9.5%」の表記は一年定期の預金利率とのことでした。

        

9.5%を掲げているのは昨年12月にマルハンが買収したサタパナ。バイクで走りながら気を付けて見ると、76号線沿いにはエシレダ銀行の他、マイクロファイナンス機関がこのサタパナ、AMK、HKLの3店舗ありました。

    

これらは全国的規模のマイクロファイナンス機関で、以前に南部でも何度も目にしたことがありましたが、クメール字表記のため意味不明。マイクロファイナンスであることを知ったのも随分あとになってのことです。AMKの「12%」とは何のことなのか分からないので、ネットで検索して確かめました。サイトには英文表記もあり助かります。カンボジア・リエル建ての3年定期の年利率でした。一年だと10.5%でUSドル建てでも7.25%。

ベトナムの預金利率も一昨年、昨年とベトナム・ドン建てだと12%を超えるような利率でしたが、今はベトナム・ドン建て8.5%、ドル建てだと1.2%ほどです。それだけにカンボジアでのドル建て定期の利率の高さが際立っています。プノンペンで見た日本語の情報誌にPPCBの広告が掲載され、6.2%とあるのに驚きました。ACLEDAのドル建ては5%です。

プノンペン・ポスト紙によると7月総選挙後の政治的混乱によって預金引き出しが相次ぎ、全銀行システムの預金残高が6月末の72億ドルから9月末には66億ドルへと6億ドル流出したとのことです。

今朝は、農作業の最中に「ONG」ナンバー(王、長嶋、ジャイアンツではありません)を付けたバイクに乗った女性に声を掛けられ、手を休めてしばらく世間話をしました。因みに公務員は私用でも「STATE」ナンバーのバイクに乗っています。彼女は「saving group」のローカルNGOで働いているそうです。貯蓄組合みたいなものか、或はSavingが別な意味なのかは確かめられませんでした。


カンボジアのバイク輸入

2013-03-25 19:38:44 | 経済

先月末、カンボジアの昨年11月までのバイク輸入が前年同期比で55%アップとの記事がありました。2月末の記事なのに12月までの統計ではないのが残念。本文では「motor scooters」と書いてあるので、スクーターだけなのかとも思いましたが、たぶん二輪車全体の輸入数値のようです。

11ヵ月間の輸入数は264,085台、金額が1億3,900万ドルとあるので平均単価は526ドル。中古も含まれた数値かどうかは記事からは読み取れません。これだと輸入税や消費税を加算しても平均販売価格は1,000ドル以下と思えるので少々意外な金額です。中国製以外の新車で1,000ドル以下で売られているのを見たことはありませんでした。

ベトナムでの二輪車販売台数は2011年に350万台ほどになったそうです。日本での販売台数は1980年代後半をピークに急落を続け今や40万台程度だとか。ベトナムでのバイクの現地生産がはじまってから15年ほどになるのでしょうか、時代の変化には今更ながらとは言え、驚くものがあります。

冬の寒さがなく、公共交通機関が未整備であるためカンボジアのバイク需要は今後も増大し続けそうです。年間販売台数が日本を超える日もそう遠くはなさそうです。

ところで、わがAX-1は先月末に売却しました。1年半で走行距離は23,000kmになり、そろそろ長距離を走るには不安な状態になっていました。1,300ドルで買ったもので、売却価格はほとんど期待していなかったのですが、700ドルで買い取って貰えました。


年明け、金高日本と金安ベトナム

2013-01-13 00:15:50 | 経済

「安倍円安」で円建金が32年振り高値となった日本とは対照的に、ベトナムでは年末から金に関する悲観的もしくは下落のニュースが続いています。

タイトルだけ読んだだけで内容は定かではありませんが、10年間で6倍に上昇した金の国際価格が2011年9月をピークに付けた後方向性の見えない状況が続いているため、昨年からはベトナムの数千の金売買業者が市場から撤退する状況にあったようです。

ベトナム中央銀行は1月10日に金地金売買許可の再登録を行い、14企業と17信用組織、全国総計2,400ヶ所の支店・取引所に限られるようになったとのことです。

http://vnexpress.net/gl/kinh-doanh/2012/12/hang-nghin-tiem-vang-sap-bi-xoa-so-1/

この措置を受けてベトナムの金価格は更に下落しているとのこと。

ベトナム国内の金取引価格は国際価格より割高なわけで、その分、国内価格の下落余地も大きいようです。

1月から銀行の定期預金金利も12ヶ月未満だと8%、1年で10.8%程度に引き下げられたようです。たぶん店頭では13ヶ月物を高い利率にして勧めているのでは、と思います。

対照的に12月から急上昇しているのはHMC市場の株価です。「ベトナム株式はアジアの星」などという見出しの記事には良くも悪くも一喜一憂の振幅の大きい国民性を感じさせてくれます。単にその前が余りにも出口の見えないどん底状態だったに過ぎないように思えるのですが。


ベトナム過去10年間のインフレ

2012-12-25 22:20:30 | 経済

ベトナムの統計総局は12月のCPIが前月比0.27%と発表し、昨年12月からの一年間の物価上昇率は6.81%となりました。

http://vneconomy.vn/20121224080150571P0C9920/lam-phat-2012-khi-an-khong-con-la-so-1.htm

10年間のグラフが掲載されていたので、2002年末を100として計算してみるとこの10年間では265.7という数値になり、物価が2.657倍となったことがわかります。10年前に5,000ドンで買えた物が今は13,285ドンということになり、何となく日常生活の実感に近い数値です。年平均で10.3%。

これだけインフレが進めば対ドル・レートもさぞかし・・・と思ったわけですが、2002年末の1ドル15,401ドンから現在の20,833ドンへと35.3%しか下落していませんでした。年間-3.1%程度の数値です。

   

要するにドルで持っていてもインフレに対する価値の保全にはならなかった、ということで人々が「金」を所有しようとする動機を裏付けるものです。金はこの10年で4倍以上になりました。年平均14.9%を超える上昇率。

   

米ドルに対しては年平均3.1%程度しか下落しなかったベトナム・ドン通貨ですが、この10年間円高が進行した円に対しては現在の1ドル84.8円では10年前の89.3%下落したことになります。年平均で-6.6%。

2012年までの10年間を振り返ると、この年末はベトナムのインフレも一段落、円高も一段落、金の上昇も一段落で次の未知なる激動の10年間の入口に立っているような気がして来ます。


中國銀行の二通貨キャッシュカード

2012-11-23 23:37:43 | 経済

今週開催された東アジア首脳会談でもカンボジアにおける中国のプレゼンスがずっしりと重くなりつつあるような報道がありましたが、驚いたのはATMで中国人民元を引き出せるとのこのニュースです。

ACLEDA銀行のATMでは米ドルとカンボジア通貨の二種類の紙幣を引き出せるわけで、日本とベトナムのATMしか使ったことのない身にはこれ自体も驚きでしたが。

自分では財布の中にカンボジア・リエル、米ドル、ベトナム・ドン、日本円の4種類の紙幣を入れ、乗継の空港自販機で使うタイバーツ、香港ドル、台湾ドルのコインもないと不便を感じる生活のため、確かに国際化する中国人民元は中国人にとって便利であることは想像が付かないわけではありません。しかし、個人的な利便性はともかく、「やり過ぎ」と感じてしまいます。

http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPTYE8AL04720121122

     Bank of China launches dual currency ATM card

中國銀行は昨日、最初となる二種類通貨国際銀行カードを発行し、カンボジア市場での拡大を図る一環として一枚の口座カードで米ドルと人民元(Renminbi)を提供する。人々は中國銀行の店舗で10ドルの預金でこのカードを取得することができる。

中國銀行カンボジアのCEO、Chen Changjiangは、2010年にカンボジアに開店して以降、5,600の顧客と3.5億ドルの預金へと至った成長を引用してカンボジアの未来への楽観的な見通しを述べた。

中國銀行の銀行部門第一副会長のYang Huaは、カードは世界中のATMで手数料なしで二種類の通貨で使用することができ、 the card would automatically revert to the other currency if one wasn’t enough to cover a chargeと語った。

「われわれは、カンボジアのマーケットについて非常に楽観的である」「中国はカンボジアで最大の投資国であり、電力、農業、縫製分野とインフラに投資している。カンボジア・中国間のビジネスにとってこのカードは最初の選択となる」とChen CEOは言う。

また、中國銀行は大きな資本準備を保有するという優位性を持つため、海外からの資金調達を容易にし、地元企業の成長を支えることができる、と語った。

http://www.phnompenhpost.com/index.php/2012111959801/Business/bank-of-china-launches-dual-currency-atm-card.html


ベトナム11月預金金利と対ドルレート

2012-11-21 18:45:58 | 経済

昨年プノンペンに来てからカンボジア通貨リエルの対ドルレートは上昇し続け、1ドルを両替しても4,000リエルを切るようになってしまいました。ベトナムで生活していた時期、常にベトナム通貨はドルに対して下落し続けていただけに『何でリエルが上昇するの』?という思いがしてなりません。

            

しかし、調べてみるとこの一年、ベトナム通貨もドルに対して上昇していました。一年前のベトナムの一年定期預金利率は14%でした。どうせベトナム・ドンは下落するのだから・・・などと思っていたのは大間違いということに。不動産不況が続き、銀行の不良債権が問題とされる中でベトナムの銀行に預金する日本人は多いとは思えませんが、金利は幾分下がったとは言え、それでも1970年代日本の預金金利を上回る水準となっています。

                「12ヶ月超の預金金利微減」

金融専門家の予測に反することなく12ヶ月以下のベトナム・ドン預金定期金利は相対的に安定しているものの12ヶ月以上の定期は0.5~1%わずかに低下した。

現在、普通預金金利は年1~2%であり、1ヶ月未満の定期は年2%、1ヶ月以上12ヶ月未満は年8.8~9%。12ヶ月以上の定期は12.5~13%から10~12%に変わった。しかし、ACB銀行やサコムバンクのような幾つかの商業銀行は13ヶ月定期13%、12ヶ月12.5%を適用している。米ドルの預金金利は居住者の2%、経済組織の0.5%が一般的である。

長期預金金利がわずかに低下したにもかかわらず、ベトナム・ドンの貸出金利は引き続き安定を維持している。11月5日からの週、幾つかの銀行は依然としてキャンペーンを展開しており、ミリタリーバンクは、中小企業への貸付枠2兆ドンで年利11.8~12.5%、ANZベトナムは住宅購入資金貸付年利8.9%、オーシャンバンクは自動車・バイク購入資金等の貸付年利9%。

現在、農業・農村・輸出・中小企業・工業等への支援貸付は年利10~13%が一般的であり、その他の経営へは年利12~15%である。米ドル建ての貸付は短期で年5~7%、中長期が6~8%である。

11月初旬、銀行間取引は引き続き減少し、わずか約49兆ドン、1日平均9.96兆ドン。米ドル取引はベトナムドン34兆ドン、1日平均6.99兆ドンだった。取引は主に短期に集中しベトナムドンによるものが39.2兆ドンで・・・(略)

中央銀行によると銀行間取引市場のベトナムドンの平均利率はこの週、各期日共に上昇した。2ヶ月と6ヶ月は2.08%と1.12%、その他は平均0.35%(1ヶ月物)から0.80%(3週間物)上昇した。唯一3ヶ月物だけが取引利率が平均0.385低下した。

先週、外国為替市場は引き続き積極的な動きとなった。取引市場の為替レートは安定し、流動性は良好、各商業銀行は顧客から引き続き購入を増加させている。各商業銀行のベトナムドン/米ドル売買の為替レートは20,825~20,860ドン/ドルが一般的である。

http://www.vbard.com/31/834/tin-tuc/thi-truong-nong-nghiep/2012/11/6054/lai-suat-huy-dong-vnd-ky-han-tren-12-thang-giam--15-11-2012-.aspx

 


3,000ドルのダットサン

2012-10-09 01:28:22 | 経済

日産がダットサンのブランドを復活させ、新興国向けに低価格車をインドや中国で生産するとの記事が「ベトナム・プラス」に掲載されていました。

http://www.vietnamplus.vn/Home/Nissan-muon-chao-ban-mau-Datsun-gia-3000-USD/201210/162455.vnplus

記事のソースはワォールストリートジャーナルで、日本語版に訳がありました。

http://jp.wsj.com/japanrealtime/blog/archives/14359/

18年前、ベトナムで買ったバイクは現地生産のスズキVIVAで2,000ドル。当時は年収でバイクが買えれば高給与と言われていた時代だったように覚えています。今やベトナム・ホンダのウェーブ・アルファは753ドル。誰もが年収でバイクを買える時代になりました。と同時に不景気でバイクが売れない時期を迎えていますが。

ベトナム・ホンダの高級バイクはSH150で3,827ドル。高価格ではありますが、あまり高級そうには見えない人が乗っている姿も見掛けます。

都市部の渋滞や駐車場の事情を考えるとベトナムでの自動車所有の大衆化は否定的な面が少なくなさそうです。しかし、ベトナムやカンボジアでバイクの後部座席に赤ん坊を抱えての3人乗りや4人乗りの光景を見ると、低価格自動車の必要性は明らかです。自動車で雨に濡れずに移動できるのがお金持ちだけの特権であるべきでもありません。

1979年に日本でアルト47を発売したスズキは低価格車を作る気はあるのだろうか?などと思いつつベトナム・スズキのサイトを見ると、自動車はワゴンRの復活もなさそうで、より高価格な車を販売しているようです。しかし、バイクはGX-150Aなる新車種が掲載されていました。

           

価格は、ホンダPCX125よりも安い2,223ドル。ベトナムに居るなら買ってしまうこと間違いないバイクです。


東南アジアのビール消費大国

2012-10-03 00:13:14 | 経済

ベトナムで生活を始めた頃、街中の至るところでビールを飲む姿を見掛け、しかもテーブルの下にビールをケースごと置いて飲む姿にベトナムのビール消費量はさぞかし、と思ったのですが、統計を見て一人当たりの消費量も日本より遙かに少ないことを知って意外だったことがありました。ビールは夏の飲み物、したがって熱帯では一年中ビールシーズンなどとの先入観は間違いのようで、一人当たりビール消費量が多いのはベトナムより遙かに寒いヨーロッパの国ばかり。

カンボジアではビールの看板がやたらと多く、飲食店や雑貨店には必ずと言って良いほどビール会社の看板が掲げられています。しかも色は各社共に赤ばかり。ビール会社の車も赤です。日本では赤い車と言えば郵便局の車でしたが、ここではまだ郵便局の車を見たことがありません。

               

            「ベトナム人は東南アジアで一番多くビールを飲む」

ベトナムの2011年ビール消費量は約26億リットルで東南アジア最大となり、タイとフィリピンがこれに続く。ユーロモニターインターナショナルの統計によるとこの地域で最も消費量が少ないのはミャンマーで3,040万リットル。

ビール消費量の少ない6ヶ国(ミャンマー、シンガポール、ラオス、カンボジア、マレーシア、インドネシア)の消費量合計はフィリピンの消費量16億リットルの1/2である。

2010年に市場調査会社ユーロモニターインターナショナルはべトナムビール市場は引き続き高い成長率を続けるだろうと評価した。2009年は16リットルであり、2004年に比べ56%増加していた。

今年初め、日本のビール会社キリンホールディングスの調査部門は、ビール消費量の多い25ヶ国の中で注目すべき消費増加国としてナイジェリア(17.2%)、インド(17%)、ブラジル(16%)とベトナム(15%)を挙げている。

http://www.vietnamplus.vn/Home/Nguoi-Viet-Nam-uong-bia-nhieu-nhat-o-Dong-Nam-A/201210/161512.vnplus


ハノイの9月CPI前月から2.47%上昇

2012-09-19 00:16:12 | 経済

先週末、サイゴンに行き2泊して昨日プノンペンに戻りました。今回SAPACO社のバス料金は片道11ドルになっており1ドルの値上げで往復22ドル。SORYA社のバスだと往復18ドルなのですが、運行数が少ないので諦めました。

カンボジア政府は予想インフレ率を3.6%に引き下げたと最近の新聞にあり、8月9月の物価上昇を見ずに決めたのか?という感じでしたが、引き下げ前の5.5%にしてもベトナムのインフレ率と比べると遙かに低い数値です。にも拘わらず、サイゴンに行くとプノンペンよりも物価が安いと感じてしまうのは何故でしょう。輸入関税が低い分カンボジアでは乗用車やIPoneなどはベトナムより遙かに安いわけですが、庶民の生活にとっての必需品となるバイクは現地生産が行われているベトナムの方が遙かに安く買えます。今回はHCM市の郊外でゆったりと一泊10ドル、一区では狭くて窓もない部屋に20ドルで一泊。

http://vneconomy.vn/20120918023227357P0C9920/ha-noi-cpi-thang-9-tang-toi-247-so-voi-thang-8.htm

ハノイ投資計画局の報告によると9月の消費者物価指数(CPI)は8月より2.47%上昇し、前年同月比で平均9.24%の上昇となった。

首都ハノイでは第3四半期のGDP成長率は8.5%と予想され、第1四半期の7.3%、第2四半期の7.9%を上回るものとなる。

今年9ヶ月間のハノイのGDP成長率は7.9%となりサービス業8.9%、工業・建設業8%、農林水産業-0.6%である。
ハノイの9ヶ月間の歳入は92兆2,750億ドンと予測されハノイ人民会議の予定額の63.1%である。歳出は約31兆ドンで予定額の58.7%と予測される。

工業・建設業は第3四半期も引続き多くの困難に直面している。主力工業21製品中15製品が生産量を減少させており、この中で45%以上生産量を減らしているのは、自動車組み立て(56.4%減)、電気モータ生産(45.6%減)、工作機械(45.8%減)。
第3四半期の輸出は再び減速傾向にあり、輸出金額は0.4%増(第2四半期は13.7%増)で、今年9ヶ月間は75.3億ドルと予測される。

ハノイ投資計画局によれば、今日までに231件の新規外国投資が認可され、増資分を含め9.19億ドルとなっている(2011年比88%)。
営業登記された企業数は特筆すべき減少を示し、9ヶ月間で11,480社が新規設立され、資本金総額は6.4兆ドンで、企業数で昨年の68%、資本額は54%である。
また、9ヶ月間で730社が解散し、1,900社が営業停止手続きを行った。