三面記事のベトナム語は比較的簡単に読めます。と言うより三面記事ぐらいしか読めないと言べきかも。三面記事はウェブサイトでは「法律」欄<Pháp luật>を検索すると犯罪記事をまとめて読むことができ、日本の新聞社のサイトより遥かに(掲載数の多さとしては)充実しています。どの事件も今の時代のベトナム社会を反映したものなののように感じられ、汚職事件の多さも相変わらず。
都市化の進展で郊外地域での犯罪の増加なども語られているこの頃。如何にもベトナム的と感じたのは<Cướp taxi, nữ quái lãnh 7 năm tù> の「女怪」という単語。何となく戦前の日本の新聞の見出しにもありそうな響きです。
女性のタクシー強盗との見出しにてっきり複数犯と思って読んでみると単独犯でしかもまだ10代の女の子。「女怪」という言葉から連想したイメージには程遠い感じの写真でした。
犯人はゲアン省キーソン村のホアさん(1990年生まれ)ビエンホアの工場に働きに来ていて昨年10月5日、インターネットで知り合ったボーイフレンドに会いにニャチャンまでタクシーに乗ったそうです。たぶん400kmほどの距離ですからタクシー代も初めから踏み倒すつもりでなければ乗れない値段-給料の2ヶ月分位になります。
ニャチャンの人気の無いRù Rì峠で車を停めさせ、ベルトで男性運転手の首を絞めようとして振り解かれ、さらに用意した包丁で刺そうとするも失敗し反撃されて逃げ出したものの翌6日の昼ニャチャンの公安に逮捕されてしまいました。
折角の青春を刑務所で過ごさねばならないとは実に勿体ないことですが、彼女にとっては青春に値する生活だとは実感できない日々だったからなのでしょうか。しかしそれでもタクシー強盗に失敗したのはまだ幸いでした。
ティエンザン省とニントゥアン省からホーチミン市タンビン区の食堂に働きに来ていた青年二人(20才と21才)は給料が安いからと質屋強盗を実行し、ゴーバップ区の質屋の女店主(41歳)を殺してしまったため死刑判決となりました。
都市化の進展で郊外地域での犯罪の増加なども語られているこの頃。如何にもベトナム的と感じたのは<Cướp taxi, nữ quái lãnh 7 năm tù> の「女怪」という単語。何となく戦前の日本の新聞の見出しにもありそうな響きです。
女性のタクシー強盗との見出しにてっきり複数犯と思って読んでみると単独犯でしかもまだ10代の女の子。「女怪」という言葉から連想したイメージには程遠い感じの写真でした。
犯人はゲアン省キーソン村のホアさん(1990年生まれ)ビエンホアの工場に働きに来ていて昨年10月5日、インターネットで知り合ったボーイフレンドに会いにニャチャンまでタクシーに乗ったそうです。たぶん400kmほどの距離ですからタクシー代も初めから踏み倒すつもりでなければ乗れない値段-給料の2ヶ月分位になります。
ニャチャンの人気の無いRù Rì峠で車を停めさせ、ベルトで男性運転手の首を絞めようとして振り解かれ、さらに用意した包丁で刺そうとするも失敗し反撃されて逃げ出したものの翌6日の昼ニャチャンの公安に逮捕されてしまいました。
折角の青春を刑務所で過ごさねばならないとは実に勿体ないことですが、彼女にとっては青春に値する生活だとは実感できない日々だったからなのでしょうか。しかしそれでもタクシー強盗に失敗したのはまだ幸いでした。
ティエンザン省とニントゥアン省からホーチミン市タンビン区の食堂に働きに来ていた青年二人(20才と21才)は給料が安いからと質屋強盗を実行し、ゴーバップ区の質屋の女店主(41歳)を殺してしまったため死刑判決となりました。