先週から胃の調子が悪く何をするにも集中力を欠く毎日です。昨年も年末気分を味わうことなく時が過ぎてしまいましたが、それでもクリスマス・イブには工場の食堂でケーキを食べたとこを覚えています。
ベトナムもサイゴンの街はクリスマスと新年の飾りがそれなりの雰囲気を感じさせますが、プノンペンではいつの間にかクリスマスが過ぎてしまった感じです。ここでもベトナム同様にクリスマスというよりフランス語のNOELとの呼び名を耳にします。
ベトナムではメコンデルタの田園地帯でも教会を見ることが多かったのですが、思えばカンボジアに来てからはまだ教会を見た記憶がありません。上座部仏教のクメール寺院の数が圧倒的で、次に目に付くのはチャムのイスラム寺院です。
ベトナムでは何故か「NOEN」との発音に聞こえることが多いのですが、ここでは最後の子音をしっかり「L]で発音しています。つい、「NOEN」と発音してしまってカンボジア人に誤りだと指摘されてしまいました。行きつけのカフェの女の子に「クリスマスプレゼント頂戴」と何度か冗談めかしに催促されていて、何だベトナム人の女の子と変わらないじゃないか・・・などとガッカリしつつもケーキ位はプレゼントしようかとも思っていたのですが、生憎、胃の痛みもあり、カフェに行くこともなくなりケーキ屋を探すこともなく過ぎてしまいました。
ベトナムに居た時は「MEPRAZ」という胃薬を飲んでそれなりに効果的でした。何軒か探しましたがカンボジアの薬局では置いてませんでした。フランス語らしき表示の薬が多く、注意書きも読めずに買うのも気が引けたので薬局の棚を丹念に探したところ「パンシロンG」を見付けて買いました。箱の中に入っている注意書きはタイ語のようですが、パッケージは英文表記です。20包で2.95ドルだったので日本で買うよりはかなり安いのかも。