GOVAP便り

プノンペンからモンドルキリに、その前はTAY NINH省--AN GING省--HCM市GO VAP

プノンペン着

2014-10-18 21:27:24 | 交通

日々東北の風が強くなり雨が降らなくなったモンドルキリからプノンペンに戻りました。1,000リットルタンクも底を着くほど雨が降らなくなってしまいましたが、天気予報によれば日曜日からは再び雷雨続きとなるようなので土曜日の今日バイクを走らせることに。今までは引っ越しをする時にご近所などに挨拶などしたことなかったのに、今回は何故か彼方此方に挨拶してから去ることにしました。一様に「で、次はいつ戻って来るのか」?と聞かれ、「戻る予定はない」と言うのに何処か後ろめたさを感じてしまいました。濃い付き合いはなかったのに、小さな町ではそれでも人が去るというのは寂しさが付きまとうもののようです。

右膝が痛むようになった直後に左膝を怪我して今回は無事プノンペンまで無事にたどり着けるか不安でした。やはり一年も暮らすとそれなりに荷物も増えスーツケースをバイクに積むことに。わざわざ日本に持ち帰るほどのものはないのでPCとデジカメだけにして後は全部置いて行こうか、とも迷いましたが。

早朝にバイクで山道を下ると空気が冷たいのでフリースでも着ないと・・・と思っていたところ、今朝起きて時計を見ると既に8時。雲り空のため時間を間違えてしまいました。出発した9時には気温も上がっていてフリースも不要。スーツケースを載せるためシートの上に木材で荷台を作って取り付けたものの固定してないので徐々に前へと滑って来てしまい、座席がだんだんと窮屈になりました。ゴム紐を強く引いて止めれば良いとは思いつつ、見るとゴム紐自体が既に切れ掛かった状態にありました。念のためにと、針金とペンチも持って来ましたが下手に手を加えた方がリスクが高そうなので触らないことに。

久しぶりにバイクで走る爽快感を味わいつつも、やはりバイクにスーツケースを括り付け、バッグを前に抱えて走る姿は異様に映るのか振り返る人は少なくありませんでした。昼食は持参したパンと缶コーヒーのみ。その程度であれば途中で眠くなることもありません。コンポンチャム州のメモット付近から雲が多くなりましたが、雨が降ることはありませんでした。

    

国道7号線を折れ8号に結ぶ道路では田圃の脇で網を打つ人の姿がありました。じっと水面を見つめたままでシャッターチャンスは訪れませんでした。

    

停めたい場所でバイクを停め、休みたい時間に休めるのがやはりバイク乗りの醍醐味です。8号線に出ると水牛と一緒に泳いでる子供たちが見えました。男の子は水牛の背中に立ち、後ろ宙返りで水に飛び込んでいました。

    


秋の雲

2014-10-14 16:59:41 | 天気

強い東北からの季節風が吹くようになりました。Accuweatherによると今日の日中は特に強く、東北東の風21km/h、突風32km/hとなっています。この風の中をバイクでプノンペンに向かうと国道8号の田圃の中ではかなり煽られそう。もっともそれよりも雨が心配で、当初月間予報では今週に雨が降り、来週は晴れるとなっていたのが逆になってしまいました。昨日はにわか雨が少し降ったもののタンクに貯まるほどではなく、洗濯は断念。

    

雨水は屋根に積もった土埃が混ざって濁ってました。暫く置いとけば土は沈殿するのでしょうけど、タンクに貯まる水もこれと同じかと思うとちょっと気が引けます。そこで蛇口には気休めに不織布(使い捨ておしぼり)を巻き付けることに。一日経って外して見るとかなり汚れていました。

    

昨夜もまた隣の猫が来て4匹で泊まりました。流石にネズミは危険を察したのか現れなかったようです。床に落ちてたのはカエルの無残な姿だけでした。手足の先端部以外は食べられていなかったのでもち米のイワシ煮汁味より美味しくなかったのかも。

    

朝飯をたべると今日も早々に引き上げて行きましたが、仔猫が一匹だけ家に残ってしまいました。

      

2匹の仔猫は懐いていませんが、この仔猫だけは警戒心がないのかすり寄って来ます。パソコンの上に寝そべってしまうのは困りものでした。夕方近くになってようやく母猫が現れました。仔猫はとても嬉しそうでした。

    


5日間雨なし

2014-10-12 19:40:25 | 天気

バイクで転倒して膝を痛めたので2日ほど昼食は家で済ませました。バイクに乗れないことはないわけですが、行きつけの食堂が坂の途中にあるためバイクの取り回し時に踏ん張れそうもありません。それでなくても過去2回店を出る時に転倒しているわけだし。きょうは日曜で客も少ないだろうし、と思い3日振りで店に行きました。きょうで5日連続雨が降っていないので土の道も乾き3日前のように滑ることはありません。

    

いつものように川魚の煮付けに大豆とショウガをあえた「チェンチュン・トレイ」を注文しました。魚は大きく、そのためか骨の付近には火がよく通っておらず赤くなっていました。火のよく通ってない淡水魚はちょっと躊躇するものがあります。寄生虫のリスクは高そう・・・かつてベトナムの新聞で見た体内から取り出された巨大な寄生虫を写真などが思い出されます。

ちょうど向かいの家から犬が遣って来て物欲しそうな目で見つめるので食べて貰うことにしました。今までにも何度か店で見掛けた雌犬です。警戒心が強くなかなか近寄ってくれない犬でしたが、きょうは足元まで来て持ち去り、道路で食べてました。この店では犬が店のオス猫に威嚇され追い出されてしまう光景を度々目にしました。取り分け隣の家の犬とは相性が悪いようです。何故かきょうは店の猫と隣の犬の姿はありませんでした。

雨が降らないので不安になり、タンクを覗くと約半分まで減っていました。一日に100L使っている計算になります。水浴びは3日に一度で、しかも20Lで済ませているのに・・・。どうやら洗濯のすすぎ水が使用量を増やしているようです。天気予報を見ると今週中の雨量は期待できそうもありません。ひょっとすると汚れた衣類を持ってプノンペンに戻ることになるのかも。


もち米の炊き方

2014-10-11 19:52:40 | 農業・食品

もち米の炊き方が分からないのでネットで調べると、漬け置きをしないで炊飯器に掛けるとのこと。しかし、試してみると二度続けて芯が残ってしまいました。小さめのステンレス鍋でカートリッジ・コンロに掛けて炊いているので勝手が違うようです。三度目からは5分間漬け置きした後、コンロの火を微弱状態で15分以上掛けて炊くようにしました。普通のコメと違ってまだ水分が残るうちからパチパチと弾けるような音がします。普段はこの音が聞こえると火を止めていました。もち米の場合はその後5分近く待たねばならないようです。とにかく、弱火で時間を掛けて炊くことがポイントかと。

もち米にも何種類かあるようで、昨年10月にモンドルキリで見たのは黒米でした。

    

「オンコー・タナープ」と教えられ、その後でプノンペンのペンシル・スーパーで「オンコー・タナープ下さい」と注文すると今回買ってしまったコメと同じような黒くなく、また形も長くないもち米でした。今年1月にベトナムの市場で見たもち米はモンドルキリの田圃でみたものと良く似てました。

    

26,000ドン/kgなので1.22ドル。カンボジア・リエルに換算すると4,950リエルにもなってしまいます。サエンモノロムで間違えて買ったもち米は3,500リエルでしたから、この黒いもち米は高級品種のようです。それともカンボジア産の黒米なのでしょうか?

ベトナムの知人に聞いた話では、ベトナムのコメは3ヵ月で収穫するのにカンボジアでは4ヶ月とのこと。その一ヶ月の違いが美味しさにつながるのだとか。カンボジアの田植え風景を眺めていると腰を屈めている姿は数少なく、立って腰を伸ばしている時間がとても長いような・・・。農民の勤勉さという意味ではベトナムの田圃の方が勝るようです。

モンドルキリ生活も残すところ後一週間ほどになりました。その期間、隣の猫と一緒にこのもち米を食べ続けることになります。きょうは、もち米のカレーライスにキュウリとオクラのサラダを堪能しました。


ワックスアップル3度目の開花

2014-10-10 19:47:38 | 植物

昨日の夕方、買い物帰りに家の近くでバイクを転倒させてしまい、きょう一日は静養日となってしまいました。膝の痛みを感じつつのんびりと樹木などを眺めていたわけです。

一ヶ月ほど前に新しく蕾ができたアックスアップルの木、上の方の枝には花が咲いていました。花は1月と4月に咲いていたので、今回が10月ということで乾期の始まる時期から終わる時期ということになります。

      

一つだけですが花が落ち、実も生りかけていました。きょうは、モズやコウラウン(紅羅雲)が来て木の葉を揺らしていました。

    

庭のバラは5,7,9月と雨期の期間に花を咲かせ、今最後の蕾が開き掛けているところです。

昨夜はバイクで転倒したせいでトイレまで歩いて行くのも辛く、安静一番とばかり9時に寝てしまいました。最近なって何故か右膝が痛むようになりしゃがんだ後で立ち上がるのに一苦労だったわけですが、昨日の転倒では左足の膝と甲の付け根を痛めてしまい、バイクに乗るにもギアチェンジが出来ません。洗濯したばかりのズボンも泥だらけ。左足を手で持ち上げながら歩くのがやっとなのに隣の猫が来て猫なで声を上げながら足元にすり寄って来るのには困りました。今までにも何度も踏んでしまっているのに・・・。猫は仔猫を一匹だけ連れて来ました。その一匹も胃袋を満たすといつの間にか姿を消し、昨夜の宿泊は親猫一匹だけ。そろそろ親離れする時期なのかも知れません。

何故か9時間熟睡でき、朝目覚めると足の痛みは消えてました。歩くとまだ痛みますが、骨に異常はない様子で一安心。以前プノンペンで後ろから車に追突されて転倒した時は2週間痛みが続いただけに不安を募らせていたわけですが。この分ならどうにかバイクでプノンペンに戻ることも出来そうです。


猫と過ごした一夜

2014-10-09 20:35:40 | 動物・昆虫

来週末には此処を引き払うので、猫たちに住み着かれても可愛そうなことになってしまいます。それでも追い返すのも気が引け、猫たちの気紛れに委ねることにしました。夜中に出て行くかもしれないのでドアは開けたまま寝ることに。しかし、まだGo Vapに住んでいた時、やはり近所の野良猫が出入りしたことがあって夜は二階のベランダの戸を開けて寝ていたところ、早々に泥棒に入られて財布と携帯電話を盗まれたことがありました。それだけに同じ過ちは勘弁、とばかり一応ドアは猫の通れる隙間を開けて針金と鍵で固定し、尚且つ寝室には施錠しました。

しかし、長いこと一人暮らしを続けて来た身にはたとえ猫であっても来客者が宿泊するというのは初めてのことなのでどうも落ち着きません。夜中に何度も目を覚ましたので様子を窺いました。親猫が外に出てしまい仔猫3匹だけで寝ていたり、あるいは仔猫がカエルを捕まえて食べていたりで何やら騒々しいものがありました。

    

先月末頃からこのカエルが住み着いていて、暫くは台所の束ねたホースの隙間にジーとしていました。一週間ほどで姿が見えなくなったのでてっきり外に出たものと思っていたところ、寝室のハンガーに吊るしておいた洗濯したズボンを穿こうとすると中から床にペチャと落ちて来ました。日本のトノサマガエルよりやや大き目のこのカエル、寝室でウロチョロされるのは落ち着かないものがあるので捕まえようとしましたが、子供の頃のようには行きません。加齢による反射神経の衰えのせいかも知れませんが。それ以後もトイレの水を入れたバケツの中にいるところを見たりもしてはいました。たぶん仔猫の餌になってしまったのはこのカエル。

    

朝起て見ると4匹仲良く身を寄せていました。床には何とネズミの亡骸2体や内臓、カエルの手足などが散乱していました。一匹の亡骸を良く見ると身体は見事に皮だけになっていました。昨夜のもち米炒めの残りを朝食に与えると、きれいに平らげて悠々と親猫を先頭に家から出て行きました。草叢を仔猫がまるでウサギのように飛びはねながら。


猫の引っ越し

2014-10-08 20:46:53 | 動物・昆虫

仔猫を残して朝昼晩と餌をねだりに来る隣の猫ですが、最近は面倒に感じることもあり来ても餌を与えないことも少なからず。ネズミを探そうともせず餌を食べ終わるとサッサと家に戻ったりもするわけで、そんな時は貢がせるだけ貢がせてサッサとバイバイする何処ぞの女性の如くにも思え「感謝知らずの猫・・・」と井上陽水の歌を口ずさんだりもしていました。

ところが今日の午後に仔猫3匹を連れて家に入って来ました。近くでこの仔猫たちを見るのは今回が初めてです。以前にも仔猫を連れて来たことがありましたが、半年前の4月でした。あの時の2匹の仔猫はどうなったのでしょうか。折角遊びに来てくれたのだから・・・とイワシの缶詰を開けて少しだけ与えたところ4匹で仲良く食べていました。空腹を満たすにはほど遠い量でしたが、不満げな様子はありませんでした。仔猫はその直後に母乳を吸っていました。

今回市場で買ったコメを開けて見ると何としたことか「もち米」。3,500リエル/kgのいつも買うコメと思って注文したつもりが、店番が初めて会うオバサンだったのが敗因かも。たまにはもち米も悪くないだろう・・・と気を取り直して炊いてみたところ火加減が分からず芯が残って食べられそうもありません。仕方なく夕食はハンバーガーとフライドチキンを買うことに。

猫たちはその内出て行くだろう・・・とドアを開けたまま買い物に出掛けました。一時間ほどして家に戻ると猫4匹はまだ滞在中。フライドチキンの臭いを感知されたら落ち着いて食べられないので先に猫たちに餌を与えることに。芯の残ったもち米も炒めれば何とかなるだろう・・・と油とイワシ缶の汁で炒めるともち米の粘りが仔猫には食べ難そうでしたがそれなりに満足してくれた様子。

    

その後、こちらは皆既月食を見ようと庭で空を眺めてました。生憎雲が厚くて月が何処にあるのかも分かりませんでした。暫くして家に戻ると親猫の姿はなく、しかし仔猫が2匹暗い隅に隠れてました。仔猫を捕まえて隣に返しに行こうとしたものの仔猫は警戒して逃げてしまい捕まえられません。追いかけるとドアから外に出てくれたので、これで一段落、と思ったところが親猫が外に出た仔猫を引き連れて家に入って来ました。

灯りの消えた台所の隅で親子4匹仲良く寄り添って眠っています。


東北東の風

2014-10-06 20:51:25 | 天気

午前中、ATMカードを受取にACLEDA銀行へ。駐輪場では毎度余命幾ばくもないカブトムシが腹を上に向けてもがいているのですが、きょうはバッタのような色をした蛾が元気なく立ちすくんでいました。たぶん蛾なのだろうと思うのですが、見たことのない形で、カメラを持ってなかったことを後悔しました。取り敢えずは新しいATMカードを受け取ることが出来て一安心。今回はVISA(国内のみ)を付けなかったためかカードの期限もないみたいです。モンドルキリではVISAカードが使える店も滅多にはなさそうです。そのためか発行カードはVISA無しばかりでした。

家に戻ると玄関の内側に電気料金の請求書が挟まっていました。外出することが多いので大家さんの家に届けて貰っていたのに、担当者が変わったのか前回から家に届くようになってしまいました。検針日と支払日も前回から変わったので何やら組織的な変更があったようです。料金支払い窓口に居た二人の女性の中一人の顔ぶれも変わってしまいました。モンドルキリでの狭いわが生活範囲の中ではそんなことすら寂しいものです。

今月の請求料金は9,500リエル(260円)。ポンプで井戸水を汲み上げなくなったためか使用量はわずか9kWh。冷蔵庫と洗濯機がないというのは省エネになるようです。冷蔵庫がないのでほぼ毎日氷を買い、月の氷代が920円ほどになってしまいますが。

午後になって電気料金の支払いに行きました。来週いっぱいでモンドルキリを離れるのでこれが最後の電気料金の支払いということに。きょうも相変わらず窓口は空いていたので、そんなようなことを窓口嬢に話して最後の記念撮影をさせて貰いました。

    

4年間この事務所で働いているとのこと。モンドルキリの支店設立時からのスタッフのようです。

いざ、この地を去るとなるとモンドルキリの自然だけではなく、人との触れ合いも結構捨てがたいものがあったのかも知れません。どことなく今日の風はいつもと違うように感じました。開け放った家の窓が強風に煽られて何度もバッタと激しい音を立てて閉まります。昨日はこんな風は吹かず、開けっ放しの窓から隣のクソガキがパチンコ(スリングショット)で放った木の実が飛んで来て怒鳴り散らしてました。クソガキを追いかけて逃げ込んだ向かいの家にまで押しかけたりもしたので流石に今日一日はおとなしくしています。

ひょっとしたら風向きが変わり乾期の東北の風が吹き始めたのか、という気がして来ました。昨夜も多少の雨があったものの土埃が舞いやすくなっています。何が違うのかは分かりませんが、一年前を思い出す風です。丘に上がれば風向きが良く分かる筈、と思って夕方バイクを走らせると風はほとんどありませんでした。

      

旧暦9月13日。月齢11.9だそうです。家に戻って天気予報を見ると東北東の風と記されており、夜間は13km/hとなっていました。


サエンモロノム滝のガジュマル

2014-10-04 22:41:00 | 植物

三日間雨が降らず流石に暑くなりまた。いつものように氷を買いに行くと冷蔵ケースの中の缶コーヒーが目に留まり、買ってしまいました。吹く風は冷たさを感じるのですが、日差しは強く道の土も乾いています。昼食の帰りにサエンモロノムの滝に行って涼むことにしました。此処では生い茂る木々が土を湿らせたままです。

水かさが増しているので川沿いに歩くことはできませんでした。暫くすると同じように涼を求た人々が遣って来ました。服を脱ぎ、あるいは服のまま滝壺に。

      

たくさんの根を下ろした樹木が目に入り、幹は一つなのに・・・と不思議に思って見ていると最近読んだブログに屋久島のガジュマルのことが書かれていたのを思い出しました。アンコール遺跡に聳えるガジュマルも8月に見たばかりですが。

木陰の岩は濡れてるし、乾いた岩の上では日差しが強烈。座ってのんびり煙草を吸う場所がありません。久しぶりに滝から東北方向に延びる道にバイクを走らせました。10分も走らないうちに道路脇の電柱は姿を消し、牛の放牧ゆえなのか短い草の丘が連なる景色になりました。当てもなくのんびりと暫く走り続けることにしました。ところが30分も走らずに泥濘に遭遇。

    

通れないことはないわけですが、急に雨が降ったら帰れなくなることは必至。喉も乾いてきたので早々に引き返すことにしました。

夕方になっても雨は降らず、近くにある360度周囲を展望できる丘に上りました。

    

モンドルキリとは「山々の連なり」とかの意味だとか。山と呼ぶべきか丘なのか微妙なところですが、無数の連なりであることは確かで、そのため近くでも上ったことのない場所が殆どです。

      

きょうも月が見えました。月齢9.9。


近所の風景

2014-10-02 21:22:25 | 天気

時々冷たい風が吹くものの一日中雨は降りませんでした。今月でモンドルキリを去ることにしたのでこれで見納めとばかりに今朝は近所を歩いてみました。放牧に向かう牛や水牛の群れを眺めるのが好きなのはこの犬も同じようです。時々子分の犬2匹を引き連れてわが家にも立ち寄る犬です。野良犬なのか飼い犬なのか分かりませんが、たぶんそんな分類が当てはまらない生き方(飼われ方)をしているようにも思えます。

    

住んでいる家を坂の途中から見るとこんな感じでした。バイクに乗って坂を下る時は道の凹凸から目が離せないので歩いて見て初めて気付くことも多いようです。

      

House For Rentの貼り紙がありました。今借りている家よりもかなり程度が良さそう。ベトナム系DTVのパラボナアンテナも付いてました。敷地も広く1,000平方メートル以上。敷地内を乾期には涸れる沢が今は音を立てて流れてました。此処ならもう一年暮らしてみたい・・・などとも思える家でした。

    

この周辺で暮らすのに困るのはゴミの処理。町の中心付近にはゴミの収集車が回っていますが、此処までは来てません。生ごみは土に返し、木や紙は燃やすとしても問題はプラスチック製と不燃物のゴミ。缶やペットボトルは売れるので、毎日何台も買取りのバイクが走っています。

夕方もまた近所をうろついていると牛に出会いました。

      

仔牛が溝に落ち、母親らしき牛が心配そうに付き添ってました。歩いてる最中に乳を欲しがる仔牛も居て、そんな時は母親牛は立ち止って授乳させようとするのですが、付き添う人間が無理矢理歩かせようとしてました。鶏を見ていると母親は大変だなーなどと思ってしまうわけですが、牛も同じようです。

      

道端の雑草。

    

夕方5時の月。かなり高い位置にありました。月齢7.9なので満月は来週。