カンボジアのワニ価格下落を養殖農家は洪水によるものと語っている。販売市場の要であるタイとベトナムの買い手が寄りつかない。
子ワニの価格は8月から25%下落した、とカンダール州の養殖農家Kaing Sarinさんは言う。
彼のワ二は2か月前には一匹20ドルだったものが今月になって15ドルになりまだ下がり続けている。
洪水がタイとベトナムの養殖農家である買い手を阻んでいる。「この間、市場は衝撃的な影響を受けている。買い手が居ない。どこもかしこも洪水だからだ」。価格は今や買い手に握られている、と彼は付け加えた。
シェムリアプでワニを養殖しているKhouy Chhinさんもこれに同意する。旅行と運送の困難が買い手をまばらなものにしており、子ワニ市場から離れている、と言う。
タイとベトナムの養殖場はこの間、カンボジアの子ワニ養殖発展に大きなウエイトを占め、それらもまた同様に洪水の被害に遭っており、国内産業の展望を押し下げている。
35cmの子ワニ一匹は水曜日に15ドル、40cmは16ドルと Khouy Chhinさんは言う。
洪水はワニ養殖農家に災いしかもたらさない。彼の農場の出荷額は今年初めの27ドルから大きく下落している。
カンボジアは20万匹、約400万ドルをベトナムとタイに毎年輸出している、と漁業部のNao Thouk部長は今年8月にプノンペン・ポストに語った。その時の販売価格は20ドルだった。
http://www.phnompenhpost.com/index.php/2011102852397/Business/crocodile-prices-down-breeders-blame-floods.html