海水浴場の裏にはスイカ畑がありました。朝起きてコーヒーを飲みに出るとスイカ畑に水を撒く農民の姿がありました。畑の中にビニールシートを敷いた池を作り、そこからブリキの漏斗で水を汲み散水しています。この辺りは海老の養殖が多いようで畑よりも養殖池が目立つのですが、よく見るとスイカを植えた両側に雑草のように見えたのは稲でしたので、このスイカ畑は田んぼのようです。
スイカ畑といえばかつて三里塚の援農で数日手伝ったことがありました。面積辺りの収入は米の2倍になるのだとか。それでも外れれば大損で博打のようなものだと聞いたのを思い出しました。それより数年前には茅ヶ崎へ海水浴に行く途中で畑から1・2個盗んで食べたこともありましたが。さくらんぼ泥棒は最近のニュースでも目にしますがスイカ泥棒は日本ではどうなんでしょう?
この辺では高校生などが畑のスイカを盗んで市場で売り払い、タバコを買うのだとか。手っ取り早い現金収入の手段のようです。
この畑のスイカは後20日ほどで実が成り、その5日後には収穫できるそうです。旧正月用に植えられたスイカなのでしょう。スイカはほぼ1年中作られているようで、きょう事務所の近くで食べたランチのデザートもスイカでした。1万6000ドン(110円)のランチに付くデザートですから高価なものではないようです。
Dien Haiの町からサイゴン行きの直行バスが出てると聞き、日曜日の晩にそれで帰ることにしました。ところが出発は午後11時でサイゴン着は3時半だとか。それでも月曜日の仕事には間に合うだろうし、車の中でも眠れると思ったわけですが、その安易な期待を裏切ってくれるところがベトナムのエキサイティング。
バスはDien Haiの町を回って客を乗せるので彼方此方立ち寄ってはクラクションを鳴らし、しかも深夜の田舎道を猛烈なスピードで走ります。帰りも何故か席は一番前でスピードメータは120kmを指してました。さらに後ろの席のオバサンのお喋りが止まりません。目を瞑って眠ろうとすればするほどその下品なお喋りが気に障ります。振り向いて「いい加減にせいよ、この糞ババア」と吐き捨ててしまいましたが、僕よりも10数kg体重がありそうなこのご婦人には二度三度繰り返してもまったく効果なし。絶えがたきを絶えるしかありません。
それでもうつらうつらしてるとバスが止まり、運転手がセルモータを回してもエンジンが掛かりません。ボンネットを開ける姿を見てバスを降り、タバコを吸いました。オーバーヒートしたようで開いたボンネットからはジエターの沸騰した水が道路を濡らしてました。運転手はペットボトルの水を継ぎ足してましたがその程度でどうにもなるはずもなく、セルモータの回る音も次第に情けなくなり遂に断念。
見るところ購入後まだ1・2年しか走っていないようなベンツのバスです。チャビンの町の手前10数キロの地点だったようで30分位するとチャビンの町からバスが来てそれに乗り換え、故障車を牽引してトロトロ町まで走りました。
チャビンの町からは再び深夜の片側一車線道路の田舎道をビンロンに向かって120km/h走行。高速道路でもないのにこのスピードには無理があります。センターラインの上に犬だか子牛だかの黄土色の動物の姿が見えたと思った途端車体に衝撃。ハンドルを切ることもブレーキを踏むこともできずに走り去りました。ビンロンを過ぎて休憩所に立ち寄った時に見るとナンバープレートは浪打ち、バンパーが壊れてました。
スイカ畑といえばかつて三里塚の援農で数日手伝ったことがありました。面積辺りの収入は米の2倍になるのだとか。それでも外れれば大損で博打のようなものだと聞いたのを思い出しました。それより数年前には茅ヶ崎へ海水浴に行く途中で畑から1・2個盗んで食べたこともありましたが。さくらんぼ泥棒は最近のニュースでも目にしますがスイカ泥棒は日本ではどうなんでしょう?
この辺では高校生などが畑のスイカを盗んで市場で売り払い、タバコを買うのだとか。手っ取り早い現金収入の手段のようです。
この畑のスイカは後20日ほどで実が成り、その5日後には収穫できるそうです。旧正月用に植えられたスイカなのでしょう。スイカはほぼ1年中作られているようで、きょう事務所の近くで食べたランチのデザートもスイカでした。1万6000ドン(110円)のランチに付くデザートですから高価なものではないようです。
Dien Haiの町からサイゴン行きの直行バスが出てると聞き、日曜日の晩にそれで帰ることにしました。ところが出発は午後11時でサイゴン着は3時半だとか。それでも月曜日の仕事には間に合うだろうし、車の中でも眠れると思ったわけですが、その安易な期待を裏切ってくれるところがベトナムのエキサイティング。
バスはDien Haiの町を回って客を乗せるので彼方此方立ち寄ってはクラクションを鳴らし、しかも深夜の田舎道を猛烈なスピードで走ります。帰りも何故か席は一番前でスピードメータは120kmを指してました。さらに後ろの席のオバサンのお喋りが止まりません。目を瞑って眠ろうとすればするほどその下品なお喋りが気に障ります。振り向いて「いい加減にせいよ、この糞ババア」と吐き捨ててしまいましたが、僕よりも10数kg体重がありそうなこのご婦人には二度三度繰り返してもまったく効果なし。絶えがたきを絶えるしかありません。
それでもうつらうつらしてるとバスが止まり、運転手がセルモータを回してもエンジンが掛かりません。ボンネットを開ける姿を見てバスを降り、タバコを吸いました。オーバーヒートしたようで開いたボンネットからはジエターの沸騰した水が道路を濡らしてました。運転手はペットボトルの水を継ぎ足してましたがその程度でどうにもなるはずもなく、セルモータの回る音も次第に情けなくなり遂に断念。
見るところ購入後まだ1・2年しか走っていないようなベンツのバスです。チャビンの町の手前10数キロの地点だったようで30分位するとチャビンの町からバスが来てそれに乗り換え、故障車を牽引してトロトロ町まで走りました。
チャビンの町からは再び深夜の片側一車線道路の田舎道をビンロンに向かって120km/h走行。高速道路でもないのにこのスピードには無理があります。センターラインの上に犬だか子牛だかの黄土色の動物の姿が見えたと思った途端車体に衝撃。ハンドルを切ることもブレーキを踏むこともできずに走り去りました。ビンロンを過ぎて休憩所に立ち寄った時に見るとナンバープレートは浪打ち、バンパーが壊れてました。