GOVAP便り

プノンペンからモンドルキリに、その前はTAY NINH省--AN GING省--HCM市GO VAP

子猫差し上げます

2009-02-27 21:37:01 | 生活
寝不足が続いたせいかとうとう一昨日は昼食後に胃が痛くなり、薬を飲んでも効果なく我慢できず仕事途中に家に帰って横になりました。元々胃の働きが弱く、運動をしないと胃も動かない体質だと言われたのは二十歳位の時でした。熱帯のだらけた生活で胃も益々不活発になっているようです。

そもそも猫が来た前日の深夜(早朝?)に激しく戸を叩く音があり、面倒なのでしらばっくれていたのですが、近所の家も対応してる様子だったので仕方なく戸を開けると制服姿の公安を含む数人が『検査』だと家の中に入って来ました。ロフトの梯子を上り掛けて『いないなー』と言って何の説明もなく何も聞かずに帰って行きました。居住人調査であれば、何かと面倒なことになったわけですが、どうやら逃亡者探しの目的だったようです。

そして次の晩からは猫との共同生活が始まり、夜中に指をかじられたり、爪で引っかかれたりで目を覚ましてしまいます。寝るまでは戸を明けているのですが、出て行く気配がありません。人や犬の姿にひどく臆病で家の前を人が通るだけで家の奥に隠れてしまう始末。

以前借りていた家にも始めの頃は夕方になると2階のテラスに猫がやって来ていたので餌をやっていましたが、いつの間にか来なくなりました。その時、猫が出入りできるようにとテラスのドアを開けていて泥棒に入られてしまい、それ以来猫に同情するよりも戸締りを優先するようになり、今回も猫には外で寝ていただくつもりでした。しかし、出て行こうとしない猫を無理やり外に出して鍵を掛けてしまうには余りにも身体が小さく心配にもなります。

最初の日に一泊させた翌朝に外に出して仕事に出かけたところ、帰ってみると朝と同じブロック塀の隙間にそのまま蹲ったままで、ひょっとしてこの猫は一人で生きていく能力がないのか、などと思ってしまいました。

しかし、一人で世話をし続けるのは無理です。子猫なのか成人してるのか年齢は不詳。誰かこの猫引き取ってもらえないでしょうか。

珍客

2009-02-24 23:56:26 | 生活
先々週だったか、夜遅く帰り、真っ暗な家の中に足を踏み入れると床がべとべとしていました。蛍光灯のスイッチを手探りで探し点けて見るとまだ封を切っていなかったインスタントコーヒーのビンが割れて砕け散り、インスタントコーヒーの粉末が十分な湿度を吸って床にこびり付いていました。シャワーを浴びるのも億劫なほど疲れてたので「明日の朝」と一度は思ってみたものの朝になれば益々粉末は固まるばかりに違いありません。

思い直して床に水を撒きタワシで擦り始めました。何で冷蔵庫の上に置いてあったビンが落下したのか不思議でしたが詮索したところで誰かが掃除をしてくれるわけでもないので仕方ありません。コーヒーと共にこびり付いたガラスビンの破片を片付け終わり、やれやれこれで寝られると安堵してベットに横たわろうとして再び愕然。天井が抜け落ち、ベットのシーツは猫の足跡で汚されていました。

この長屋の三軒ほど隣の家で猫2匹と犬2匹を飼っています。時折他の野良猫とのバトルを屋根の上で展開し、トタン屋根を激しく音立てることがありました。たぶんこの日は屋根の上ではなく天井裏で暴れ周り落下してしまったのでしょう。それに慌てて部屋中を走り回りビンを割ったりもしてくれたわけです。猫の対戦相手が鼠だったら多少は同情の余地もあるわけで、真相は知り得ないとしても恨むまいと諦めました。

その寛容さが伝わったのか、今夜はドアの外で子猫がミャアミャアと鳴いていました。ドアを開けると逃げて姿は見えず、暫くするとまたやって来ては鳴いてます。そう言えば昨日貰った、旧正月用贈答品の残り物の中に「ひめご丸かじり」がありました。この匂いを嗅ぎ付けて来たものかと封を明け、外に放り投げると黒色の子猫が素早く咥えて持ち去り、それを何度か繰り返していると猫は次第に大胆になり部屋の中に入って足元まで来て要求するようになりました。

猫の大きさは20数センチほどで痩せこけた子猫にしか見えませんが、もしかすると小柄な種類の猫でそこそこの年令なのかも知れません。鳴きながら部屋の中をうろついた後、静かになったので、あぁやっと出て行ったかと思い振り向くと何とベットの上で寝ていました。


乾期の雨

2009-02-11 00:38:34 | 天気
先週の土曜日に続ききょうもメコンデルタまで行って来ました。が、またまた前回と同じで目的を果たすことが出来ずにガックリ。長い人生、こんな日もあるさ、などと気分転換できれば良い訳ですが、まだ旧正月休みが明けてから日も浅いわけで憂さ晴らしに何かをするという気にもなれません。

そんな滅入った気分に浸っていると暗くなった空から雨が降って来ました。12月まで雨が降り、やっと乾期になったはずがこ2月も中旬になる前の雨です。この時期合羽をバイクに積んでる人間はそうそういないはず。「CO2排出による温暖化」が間違いであろうがなかろうが、昨年来のベトナムの天気は異常と呼ぶ他ありません。熱帯気候の雨量にしても毎年バラつきと偏りがあることは当然ですが、それを差し引いても今年は例年にない数値になっているのでは?

雨が降れば埃っぽさからは解放されるし、インフルエンザの流行も抑えられるわけですが。そう言えばよく分らなかった記事が2日ほど前にありました。「パナソニック、駐在員家族に帰国命令=新型インフル対策で-先進国除き5地域対象」
「新型インフルエンザ流行の危険性がこれまでになく高まっている」とはどういうことなのでしょう。90年前のスペイン風邪のような危険性があるということなのでしょうか。