Oc Eoには小高い山があり、この高さなら5~6000年前の縄文海進の時代にも海面より高かったに違いありません。10kmほど離れたNui Sapにも同じような山があってOc Eo遺跡と呼ばれるものはこの付近一帯の広大なものだったようです。Nui Sapの町に博物館があると聞いてましたが、どうやら見ると遊園地の中にあるらしく、この何処か安っぽい娯楽施設の外観を眺めただけで古代へのロマンは急に萎えてしまいました。
サイゴンの街では時に崩れかけた美容整形に厚化粧といった感じの中年女性を見かけますが、この「Du Lich Thoai Son」もそんな感じ。田舎の生活や歴史遺産に下手な装飾はちょっと勘弁。
ロンスエンからは路線バスも走り差ほど不便な場所ではありませんが、メコンデルタの土壌分布図を見るとメコン河の肥沃な沖積土地域からは外れた硫酸塩土壌地域に位置してるようです。その分米の単収は劣るのだろうと思いますが、知らべたわけではありません。Oc Eo周辺の家では庭先で魚か動物の腸のようなものを粉砕し水と混ぜて形を整え、日に干して乾燥させている姿が少なくありませんでした。ロンスエン出身の知り合いに聞けば分かるだろうと思い、画像を撮って来ましたが、彼にも分からないとのこと。
夕方近くになると強い風が吹き、一瞬にして空が黒い雨雲に覆われました。農家の庭先や道路に干してある籾にはビニールシートが被され、袋詰めされた籾を担ぐ姿もあるわけですが、「やばい雨だ」と焦る僕とは違ってのんびりとした作業風景でした。
サイゴンの街では時に崩れかけた美容整形に厚化粧といった感じの中年女性を見かけますが、この「Du Lich Thoai Son」もそんな感じ。田舎の生活や歴史遺産に下手な装飾はちょっと勘弁。
ロンスエンからは路線バスも走り差ほど不便な場所ではありませんが、メコンデルタの土壌分布図を見るとメコン河の肥沃な沖積土地域からは外れた硫酸塩土壌地域に位置してるようです。その分米の単収は劣るのだろうと思いますが、知らべたわけではありません。Oc Eo周辺の家では庭先で魚か動物の腸のようなものを粉砕し水と混ぜて形を整え、日に干して乾燥させている姿が少なくありませんでした。ロンスエン出身の知り合いに聞けば分かるだろうと思い、画像を撮って来ましたが、彼にも分からないとのこと。
夕方近くになると強い風が吹き、一瞬にして空が黒い雨雲に覆われました。農家の庭先や道路に干してある籾にはビニールシートが被され、袋詰めされた籾を担ぐ姿もあるわけですが、「やばい雨だ」と焦る僕とは違ってのんびりとした作業風景でした。