庭の木陰に植えっぱなしのコエビソウ:小海老草(キツネノマゴ科ペロペロネ属)が今も花をつけています。
メキシコ原産の熱帯性小低木で草本性にも見えます。花穂の外側に赤い苞が重なり合うようにつき、色も形もエビのようなのでこの名があり、英名でもSurimp Plantですが、一般には属名であるべロペロネ(Beloperone)で呼ばれることが多いようです。
花は白く小さい筒状で、苞から少しだけ姿を現し、舌唇の中央に紫色の班点があります。
ほとんど周年花をつけ、熱帯性ですが耐寒性はいくらか強く、霜が当たらなければ露地でも冬越しできます。