新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
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初夏の山道ににひっそり:ナツハゼの花

2005-06-02 18:37:02 | 植物観察1日1題
林の道を歩いていると、低木の葉裏になにやら赤いものが見えました。近づいてみると、薄紅を帯びた赤褐色の釣鐘のような小さな花が房状についています。
ナツハゼ(ツツジ科スノキ属)です。うっかりすると見落としそうなこの小さな花ですが、
よくみると、ベニドウダンに似た形もよく、色合いもほどよく混ざり合っていて意外に可愛いいものです。葉に酸味があるのでスノキ属になっています。
夏櫨、夏黄櫨という名は、初夏の紅色の新芽の美しさを、櫨の木の秋の紅葉になぞらえてつけられた名です。いまはその葉も緑に変わっています。
ブルーベリーの1種といわれ、秋に黒色に熟す果実は、食べられるそうです。

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