新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
目標は毎日1記事です。

山に踊る白い坊さん:ヤマボウシ

2005-06-03 06:11:08 | 植物観察1日1題
この時期山を歩きますと、全体が白くなったような木に出会います。ヤマボウシ(山法師)です。
本州以西の日本と朝鮮、中国の山野に普通に生育するこの木は、5-6月に短枝の先に20~30個の黄色小花からなる頭状花弁を作り、その基部に先の尖った長さ3~6cmの白色総苞を4個つけます。山法師の名は、この中心の蕾の集合を坊主頭に、白い総苞を頭巾に見立たものです。四照葉、団子木、繭玉木などの別名もあって人々に割合なじみの多い木です。
このごろよく町でよく見られるハナミズキと同じ仲間です。
秋の紅葉も美しく、赤く熟す果実は食べられます。(ハナミズキの実は食べられません)

お断り:
 いつもご閲覧有難うございます。
明日から留守をしますので、一時休載し、6日(月) より再開します

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