公園の高い木の梢が、うっすらと赤く染っています。新芽かと思って近づいてみると、枝の節々に細く赤い小さな房状のものがついていました。
カツラ:桂(カツラ科カツラ属)の雄花です。雌雄異株で花は葉に先立って咲き、萼や花弁はなく、葯が紅色で花糸が白っぽい蘂を房状につけます。
よくみればかわいい花も、なにやらかそけき感じで、季節で分けられた図鑑では、たいていこの木は秋の木の部に入っていて花より黄葉が知られているみたいです。
山地に生える落葉高木で、谷沿いなどに多く、大きいものは高さ35mにもなり、幹は灰褐色、縦に浅い割れ目が入り、根元からよく萌芽するのでしばしば株立ちになります。
円心状の葉は、落葉の頃甘い香りを出すので、大きな木があると、少しはなれたところからでもわかります。
副題“愛を結ぶ”は“愛染かつら”からの連想です。これにまつわる話は昨年12月7日記事をご覧ください。
カツラ:桂(カツラ科カツラ属)の雄花です。雌雄異株で花は葉に先立って咲き、萼や花弁はなく、葯が紅色で花糸が白っぽい蘂を房状につけます。
よくみればかわいい花も、なにやらかそけき感じで、季節で分けられた図鑑では、たいていこの木は秋の木の部に入っていて花より黄葉が知られているみたいです。
山地に生える落葉高木で、谷沿いなどに多く、大きいものは高さ35mにもなり、幹は灰褐色、縦に浅い割れ目が入り、根元からよく萌芽するのでしばしば株立ちになります。
円心状の葉は、落葉の頃甘い香りを出すので、大きな木があると、少しはなれたところからでもわかります。
副題“愛を結ぶ”は“愛染かつら”からの連想です。これにまつわる話は昨年12月7日記事をご覧ください。