去年のいまごろ、日本海側へバスツアーしたときこと、山のあちこちに咲く白い花を見て、バスの中から“あ!辛夷が咲いている”との声が期せずしてあがりました。実際はタムシバだったのですが、間違ってはいるにしても、関西では自生をあまり見かけないコブシの名前を多くの人が知っているのは、千 昌夫の「北国の春」のおかげとしても有名になったものです。
コブシ:辛夷(モクレン科モクレン属、牧野図鑑ではホウノキ属)は、北海道から九州までと済州島に分布し、山林に生え、公園、庭にも植えられる落葉高木です。枝は太く無毛、折れば香気があります。3~5月はより早く小枝の先に1花を開き、花径6~10cmの倒卵形、6個の花弁は白色で、基部は紅色をおび芳香があります。
葉のすぐ下に葉が1個つくのが特徴で、タムシバと区別されます。
特徴ある果実のことは昨日の記事のとおりです。
和名は拳(こぶし)の意で、果実またはつぼみの形に由来しますが、辛夷は本来モクレンで、誤用ですがこの字を慣用します。
実を噛むと辛味があるのでヤマアララギ、コブシハジカミ、また田打ち桜の地方名もあります。
コブシ:辛夷(モクレン科モクレン属、牧野図鑑ではホウノキ属)は、北海道から九州までと済州島に分布し、山林に生え、公園、庭にも植えられる落葉高木です。枝は太く無毛、折れば香気があります。3~5月はより早く小枝の先に1花を開き、花径6~10cmの倒卵形、6個の花弁は白色で、基部は紅色をおび芳香があります。
葉のすぐ下に葉が1個つくのが特徴で、タムシバと区別されます。
特徴ある果実のことは昨日の記事のとおりです。
和名は拳(こぶし)の意で、果実またはつぼみの形に由来しますが、辛夷は本来モクレンで、誤用ですがこの字を慣用します。
実を噛むと辛味があるのでヤマアララギ、コブシハジカミ、また田打ち桜の地方名もあります。