
早掘りのサツマイモ:薩摩芋(ヒルガオ科サツマイモ属)が、店頭に並んでいます。
いまでこそ品種改良でずいぶんと美味になり、老若男女を問わず人気の高いサツマイモですが、戦時中は、食料不足を補うために、味よりも量の目的で品種改良(?)された、その名も「護国」という名のサツマイモは、やたらと大きくでこぼこで、戦時中の空腹にとってもまずい代物だったのを覚えています。戦時中はサツマイモの蔓もおひたしや味噌和えにしてよく食べましたが、今食べるとどんな味がするのでしょうか。
熱帯アメリカ原産のつる性の多年草で、古くから栽培され、地中にできる塊根を、食用やデンプンの原料にします。
花期は、アサガオに似た直径3cmほどの紅紫色花をつけますが、短日性のため本州ではめったに咲きません。
写真は1月ごろ高槻市内の温室で撮ったものです。
北海道でも薩摩芋が採れるんですよ。近くの友人が
毎年薩摩芋を作ってプレゼントしてくれます。柔らかく
美味しいイモです。戦時中から昭和26年頃まで
ソバがゆ・カボチャ・フナ・ウグイなどの川魚なども
食べさせられたことを子供心に覚えています。