新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
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ヌルデミミフシ:白膠木耳五倍子(虫こぶで知られるヌルデ)

2008-08-01 09:05:01 | 植物観察1日1題

ヌルデ:白膠木(ウルシ科ウルシ属)の、羽状複葉の葉軸部に小さいこぶができています。
ヌルデミミフシと呼ばれる虫こぶ(虫えい)で、ヌルデシロアブラムシが作る黄緑色~淡褐色、袋状の閉鎖型虫えいです。秋にかけてどんどん肥大し、有翅虫が脱出する前の虫えいを加熱乾燥したものが五倍子(ふし)と呼ばれ、タンニンの含有率が高く、昔から薬用、染色、インク製造などに利用されてきました。またかつては鉄漿(お歯黒)にも用いられたことで知られています。
木そのものより虫こぶで知られているのがヌルデです。

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