昨日、この時季だと思い行ってみると、少し盛りが過ぎた感じでしたが咲いていました。
地中海沿岸の原産で、古くから南欧の庭園に植えられ、ゲッケイジュ、オリーブなどと共に地中海沿岸代表的な庭木になっています。
よく分枝して卵形から楕円形の樹形になり、葉は長さ2.5㎝~5㎝の楕円形か披針形で、対生または3個輪生で、葉の形質によって何種類かつくられています。
6~7月、葉脇ごとに直径2㎝の白色花を上向けにつけます。花弁は5個、雄蕊が多く、細い花糸がめだちます。
英語でマートル(myrtle) , ドイツ語ではミルテ(Myrte)から、ミルトスともよばれ、愛や不死、純潔を表徴するといわれ、花が結婚式などの飾りによく使われるので「祝いの木」などとも呼ばれます。
花嫁に純白が似合うのは、洋の東西を問わないようです。
和名は、花形がウメに似ることからきています。