ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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説明できる評価

2007-06-25 | 育児
 学期末の評価に向けて、準備が進んでいることと思う。独りよがりの評価になっていないか心配になる。教師の力量に差があるのは当然であるし、個々の教師の力点の置き方によって子どもの育ち具合も変わってくる。それがきちんと評価されて初めて説明できる評価だと思う。せめて、学年で十分話し合い、共通の説明ができるようにしたい。
・評価する観点が学年でそろっているか。
 例、基本的な生活習慣が身に付いている。
  何を基本的な生活習慣と見るか?
  (あいさつ、整理整頓、時間を守る等 複数の観点)
・評価する基準が学年でそろっているか。
  どこまでできればよしとするのか。
 例 あいさつ・・・・毎朝、自分から挨拶する
   整理整頓・・・・机の中、ロッカーの中が毎日整理整頓されている。
   時間を守る・・・始業時刻に必ず席についている。
  <できていないと判断する基準は?>
   例、80%を下回るときは、まだ身に付いていないと判断する。
 これだけ揃っていれば、学年で説明することができる。本来、これらは日頃の指導の積み上げとなる。できない子どもを放っておかなければ、どの子もできるようになっていく。学期末だから揃えるのではなく、学期始めに揃えておかなければ、育てることはできない。(指導と評価の一体化とはよく言ったものだ。)