ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

お子様の幸せを願って、メール、スカイプでの相談、面談を行っています。是非ご利用ください。

夢中の後の冷静さ

2006-12-31 | 育児
 大人でも同じであるが、夢中になって事をしていると時間の経つのは早い。子どもも同じ。子どもは、いつも前を向い歩いている。夢中になれば、それも加速する。周りが見えなくなるくらいに夢中になってしまうことさえある。 
 公園から飛び出したボールを夢中で追いかけ、公園から飛び出す姿はまさにそれ。夢中にさせても、どこかで冷静に自分を見つめのが学習。
・生活科における自分みつめ
・理科、社会などの問題解決のあとの考察やまとめ
・課題追求の結果生まれた知識
・活動の後の充実感
・総合的な学習における俯瞰
・道徳における展開後半から終末における自分見つめ
授業の後半を自分の生き方見つめの方向に流れていくように仕組むことが、プロの教師だと思う。これは、塾では学べない。

導入の扱い(理科)

2006-12-28 | 育児
 ふと目が覚めた。3年生の理科の導入の扱いを少し整理したい。(研究授業を一緒に考える)
 導入は、課題作りをし、課題解決のための見通しを持つことを大切にする。しかし、3年生から理科の学習が始まることを考えるといきなり自分の力で課題を作り、問題解決をすることは難しい。そこで、私は3年生では、1時間2活動を考えている。広げる活動と深める活動である。
 広げる活動は、子どもの自由な発想で試行活動をする。(いわゆる自由試行)
ここでは、興味付けをし、とにかく対象に触れ事実をたくさん集めること。事象の中にある不思議さを見つけることに着目させる。
 例 磁石に花を咲かせよう。(棒磁石に細かく切った色鮮やかなモールをつける活動)
  棒磁石を手に持ち、先にモールをつけル様子を子どもに見せると「やりたい。」の声が上がる。自由にさせると両端につける子も多く出てくる。真ん中にはモールはつかず、何度やっても両端しかつかない。ここまでくると「両端しかつかない。」と叫ぶ子が出てくる。そこで、すかさず「モールは本当に両端しかつかないの。」と全体に問うことで課題が成立する。
 次に行う深める活動は、広げる活動の中からつかんだ問題の解決をする。
 例 「モールは両端しかつかないのか?」を調べる。
  細かく切ったモールを1つ使って棒磁石につけ、モールがついた場所にシールを貼っていく。シールを貼った場所を確認すると両端しかシールが貼られていないことから磁石には両端にモールをつける働きがあることを知る。
(そして、「磁石の極」を教える)
 導入ではとにかく活動させればよいというものではない。必ず深める活動につながるための広げる活動でなければならない。教師による事象提示をするのは、この広げる活動をしなくても子どもたちがどの子もが課題を見つけることができる焦点化した事象を見せることで、深める活動の時間を保障するためである。
 一人ひとりに活動させたいという願いから導入に個別実験をもってくるときには、子どもは自由に発想することを念頭において活動を進める必要がある。子どもに任せても必ず追求させたい課題が焦点化するときにはよいが、課題が多く出たり、個々に追求が始まって活動にばらつきがでるようであれば、子どもに任せてはいけない。確実に方向付けられる教師による事象提示が必要である。

冬休み

2006-12-27 | 育児
 子どもたちは、年末年始をどのように過ごすのだろう。学期末には、学校からの課題や計画について話し合われたと思う。しかし、行事が多くなかなか思い通りにいかないのが冬休み。新しい気分で新年を迎える気持ちを作り出すのは、やはり家庭での保護者の子どもへの関わり方で決まる。
 家族とのふれあいを大切にし、一緒に活動できる家庭は幸せだと思う。
 子どもが小さいうちに子どもにかけた愛情はそのまま子どもの心をつくる。
新学期が楽しみでもあり、不安でもある。

終業式

2006-12-26 | 育児
 明日からの冬休みの方が子どもにとって楽しみであるため、落ち着きがない姿が見られることがある。しかし、2学期の締めくくりとして、最高の姿を見せられるよいチャンスでもある。全校の姿が2学期の出口の姿として見ると3学期の課題も見えてくる。 担任は、自分の学級の生の姿を見るつもりで客観的に見られるようにする。そのためには、式が始まる前の指導が重要。教室で子どもたちに次の点を話しておき、式に臨みたい。
・2学期の自分たちの最高の姿を見せて欲しい。(期待しているよ。)
・式の中で話す人がどんな話をするのか、よく聞いてください。
・話を聞いて、冬休みにどんな頑張りができるか決めてください。 (教室に帰ってから、何を決めたか聞くからね。)
・教室から出た時から式は始まっています。教室に帰ってくるまでが式のつもりでがんばってください。
 さて、どんな話が聞けるだろう。楽しみである。

ミニ冬休み

2006-12-25 | 育児
 冬休みに入る前の休日を使って、ミニ冬休みを体験させる。子どもたちが立てている冬休みの計画がうまく実行できるかどうかを確認するためには、とてもよい機会だと思う。実際に経験してみて、計画の甘さや足りなさに気づくことができる。
また、実践の交流をすることで意欲を高めたり、仲間から実践に向けてのいろいろな工夫を学ぶこともできる。長期休業の場合は、こうした体験を事前に行うことがとても有効だと思う。

もうすぐ冬休み

2006-12-24 | 育児
1年を通して、家族の一員としての自分を自覚できる一番よい休みがこの冬休み。「年末年始の行事が多いこと」が他の長期休業とは違う。これをうまく利用できる家庭かどうかが家庭教育の鍵
 一緒に掃除をする。
 一緒に年賀状を作る。
 一緒に新年の準備をする。
 一緒に年賀の挨拶をする。
 一緒に出かける。
 一年の計を話し合う。など、できることはたくさんある。
 子どもに親の願いを伝える一番いい機会でもある。最近は、「あなたは、勉強さえしていればよい。」と塾に通わせている親も多いと聞く。自分のためだけに生活することを認め励ますことが、どれだけこの子の一生にとってマイナスか気づいていない親。もし、勉強だけしている子ども、「勉強があるから掃除ができない。」「一緒に行けない。」などと主張する子どもならば、それは親の問題だ。勉強をして立派な大人になり、人のために役に立つあなたになることだときちんと教えないといけない。勉強も大事ではあるが、このことが分かっている子なら、冬休みを勉強を盾にして自分勝手に過ごす子にはならない。

サンタに変身

2006-12-23 | 育児
クリスマス会に向けてサンタに変身して仕事をしていた。衣装一つで私がサンタになっている。外から「あ、サンタだ。」「サンタだ。」の声。どの子も笑顔で一杯。
 歩いていると「プレゼント頂戴!」「握手しよ。」「誰?」なんて声が聞こえてくる。
 夢を子どもに与える仕事もできる 幸せな一瞬。
 クリスマス会ではプレゼント渡しや写真撮影が行われ、サンタの人気はすごいもの。

仲間から学ぶ

2006-12-22 | 育児
 精一杯子どもと関わっていても、自分で気づかないことはたくさんある。他の先生から見るとまた違った姿に子どもは映って見える。ここはとても大事なポイント
・人から学ぶ姿勢のある先生は、「見えないものが見えてくる。」
・自分を高めることが子どもを高めることになるのは、そのためだ。
・大いに学び、大いに子どもと関わりたい。
 いくつになってもこれは変わらない。

教育再生会議

2006-12-21 | 育児
 教育再生会議は、学校教育に問題ありを前提にしているようにしか思えない。
 マスコミの影響を受けやすい現代の子どもたち。表現の自由という名のもとに、教育の中にも踏み込んでくる。常に「子どもたちが見ていてたらどう感じるだろう。」「どうとらえるだろう。」の視点がないといけないと思う。犯罪が低年齢化しているのも少なからずマスコミの影響も大きい。子どもの自殺についても同様。
 真似る事は子どもの特権。影響が少ないとは言えない。
 今の子どもたちのおかれている状況から考えると家庭での生活時間の中でテレビの影響が大きいことは疑えない。家庭教育の充実を考えるのならば、このテレビの番組一つ一つを考えて欲しい。 
 バリアフリーとはよく言ったもの。字幕をつけて障害者にも配慮した番組も増えている。しかし、影響を受けやすい弱者である子どもへの配慮は一体どの程度あるのだろうか。
学校で行ったアンケートでも、言葉遣いの悪さは目立っている。
「おいしい。」という言葉を使う芸能人は少ない。「うめー」「うまー」「まいう」 日本語の乱れは、決して学校教育の影響ではない。
マスコミから流れてくる教育再生会議の取り組みからは、いじめや自殺の問題への対応を大きく取り上げている。これ一つとらえてもいかに今の教育再生会議が未来を見据えるよりも、目先の問題にとらわれているかがよくわかる。もしこれが教育再生会議の実態ならば、日本の将来を教育再生会議が担うことはできない。

夢を語る

2006-12-20 | 育児
厳しい現実が続く今、子どもたちに夢を語れるのは教師だけかもしれない。
 これからの自分を見つめ、今どう生きたらよいかを考える。
 失敗は、明日の自分作りにつながる肥やしでもある。
 明日の社会を作ってくれる子どもたちに夢を。
 生き方を語れる教師こそ、子どもに夢を持たせられる教師である。

目を離さない?目が離れない?

2006-12-19 | 育児
 子どものよさを発見しようとすれば、必ず子どもを見ていなければ発見できない。子どもへの愛情は、まずは目を離さないこと(目が離れないこと)。赤ん坊を見ていて飽きないのと似ている。何かを発見しようとして見ている訳ではないが、見ているだけで嬉しくなる。子どもには、私を引きつける不思議なエネルギーがある。教師の仕事は、子どもから目を離していては仕事にならないが、これも職業病だろうか。

通知表

2006-12-18 | 育児
 子どものよさと可能性を伸ばすことが重要であることは言うまでもない。最近の通知表を見ると、「よさ」を強調しすぎているように思う。そのため、保護者からすると「この子はこのままでいいの?それとももっと伸ばすとよいところはないの?」とちょっと不満が残る。どの子も完璧ではない。だから、必ず課題がある。
子どもの可能性を伸ばす意味でも、通知表には課題を記述したい。
 可能性を大切にすることで、子どもも次を考えて伸びようとする。保護者も課題解決に向けて、子どもに刺激をすることができる。
・子どもには、無限の可能性がある。
・刺激ができる役割は、教師が果たさなければならない。
私利私欲なく、純粋にそして客観的に見て子どもを生かせる職業は、教師だけだから。

安心が信頼を生む

2006-12-17 | 育児
 困った時に真っ先に先生に相談しようという子どもはどれだけいるのだろう?年齢を経るごとに段々その数は減っていく。相談の対象は変化し変わっていくが、安心できるのは、次の3つになるように思う。
  家族→先生→友だち
  家族→友だち(同級、同窓、先輩後輩、クラブ、職場)
  家族
※先生の不祥事が続くと先生に相談することを不安に感じる子どもが増える。これは一大事。
 最近は、インターネットの普及で信頼関係がない相手を選ぶ子どもも増えているのかもしれない。
 相談の窓口(ネット上、電話相談など)うらない ブログや掲示板、メールなどのネット上など 自分を大事にする子ならば、無責任な相手を選ぶことは少ない。自分を大事に思ってくれる相手を選んで相談できる子を育てていきたい。
 子どもが、相談したときに「安心できた。」「相談してよかった。」という気持ちになったかどうかが相談相手の決め手。どれだけの先生が子どもの期待に応えられるのだろう。
P「先生、忘れ物をしました。」
T「何!忘れた!時間割をしっかり合わせないからだめなんだ。」
 「忘れ物が多いね。だめでしょ。」
などと叱る先生は、子どもから信頼や安心を勝ち取ることはできない。
T「そうか、それは困ったな。どうしよう。」
と一緒に考えてくれる先生はまだ救われる。
※わざわざ先生に叱られるために言いにくる子どもはいない。子どもが先生に忘れ物をしたことを伝えたのは、忘れ物をしたので、助けて欲しいという気持ちがあるからだ。その気持ちに応えることがまず信頼を生む。

謙虚さ

2006-12-16 | 育児
 朝の会の時間が延びている。1時間目の授業の開始が遅れている。この時、どんな気持ちで朝の会を続けているのだろう?「どうしてもこれだけは、話したいから、仕方ない。」と、思うか。「申し訳ない。早く終わらねば。」と、思うかには大きな違いがある。「いつも先生は、時間を守ることは大事だと教えてくれる。」「相手に迷惑をかけてはいけないと教えてくれる。」「私たちには、時間を守れというのに。」「理由があれば、遅れてもいいんだ。」
 どんな子どもたちになって欲しいと思っているのかを自ら実践で示す努力をする教師にこそ、子どもを育てる権利がある。自らの生き方を見つめ直す謙虚さを持つ教師なら、至らなさを素直に認めて、努力をするだろう。

仲良しを作る芽

2006-12-15 | 育児
 いじめ解消の特効薬は、やはり仲の良い人間関係作りである。1日の学校生活の何を見て仲良しを作る芽を育てていくかは、教師の力量にかかっている。
<仲間から離れない姿>
ー机の位置ー
・隣の子と机をきちんとくっつけている。
・やたらと前の机と離れない。
・グループ机にしたときにきちんとつける。
ー並んで歩くー
・前の子から離れないで歩く。
・集まる姿
・集合が早い。遅れない。後ろの方に隠れない。
ー休み時間の過ごし方ー
・ひとりぼっちでいない。
・学級遊びに進んで参加する。
ー話の聞き方話し方ー
・相手を見る。
・相手の表情や今の状況を把握して話したり聞いたりする。
<仲間と同じ行動を取る>
ー提出物ー
・遅れない
・提出の仕方(不備がない。向きを揃える。ていねいな記述) 
ー点検ー
・できないことが多くない。
ー注意ー
・言い訳をしない。反発をしない。無視しない。
・成就感や達成感
・仲間と一緒に喜ぶ、拍手をする、返事をはっきりする。
<仲間に対する言葉遣いや会話>
・人のせいにしない。言い訳を言わない。
・いじわるな言葉や傷つける言葉、呼び捨てをしない。
・うわさ話、内緒話をしない。
<仲間を見る姿>
ー一人でいる子を見る姿ー
・声をかける、無視しない。気にとめる。
ー困っている子を見る姿ー
・放っておかない。手助けをする。連絡をする。
ー頑張っている子を見る姿ー
・頑張りを喜ぶ。見習う。応援する。助言する。嫉妬しない。
まだまだいろいろありそうだ。