無理をしないで

いよいよ大型連休が始まりました。いかがお過ごしでしょうか?
4月の忙しさを乗り越え、ちょっと一休みできる良い機会です。
子どもも同じです。
この休みを充実させて、これからの学級作りお土台を安定させたいと思います。
4月の勢いで続けることは、子供にとっても、教師にとっても、かなりの負担になります。
子ども一人ひとりを本当に大切にしてきたかどうかを今一度見つめ直してもらいたいのです。

丁度俯瞰する機会にするということです。
勢いの中では、埋もれしまっている子どもがいます。勢に押されて、自分を見失っている子どももいます。
それは、体の変化として訴えてくることもあります。
じっくりと無理をしないで今を大事にします。
4月にしてきたことは、本当にどの子もできるようになっているかという見つめ直しをするのです。

できた子の中にも無理をしている子どももいますから、次を目指せば、負担感を感じて倒れてしまうこともあります。
じっくりとできる子を増やす機会にすることで、頑張り屋さんは、一時休憩することになります。また、自分は、できているので支える立場になっても自分の取り組み方を参考にしながら支えることができる安心感をもちます。
続けることでよりできていることの強化が進み、できていることが定着します。
できていない子にとっては、繰り返しになるため、学びの機会になります。

学級全体でみると、凝縮した感じがましてきます。

1つのことを徹底することの方が、今後の学級経営の基盤作りになります。

ですから、無理をして前に進むのではなく、まずは、足踏みをしてでも、確実さをめざします。

この5月は、「先生は、私たち一人ひとりを本当に大事にしてくれている。」と感じさせる月にしたいものです。

体調を崩す子がいれば要注意です。自分の学級経営に無理があるのではないかと疑い、見つめ直したいものです。