ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

お子様の幸せを願って、メール、スカイプでの相談、面談を行っています。是非ご利用ください。

言葉遣い

2007-07-31 | 育児
 日常的に使っている言葉は、どのように形成されていくのだろう?家庭で保護者が使っている言葉、地域で使っている言葉、テレビの影響で得る言葉 本から得る言葉・・・年齢と共に増えていく語彙
 仲間との関わりを大切にしている人なら使わない言葉や使いたくない言葉がある。相手と対等の立場と考えていれば使わない言葉がある。しかし、人と関わるといろいろなトラブルが発生する。その時に 
・人より優位に立ちたいと思うと相手を卑下した言葉を使う。
・自分の思い通りにならないと相手を否定した言葉を使う。
・自分に非がないと思うと相手を非難する言葉を使う。
 言葉を発する人の心が必ず現れている。その心を読み取ることが、相手の真意を理解することにつながる。言葉に敏感になると相手を理解しやすくなる。
 子どものうちは、意味も考えず、知らないで使っている言葉もある。みんなが使っているから安易に使っている言葉もある。教師として子どもに任せないで教えるべきことは教える姿勢でいないと子どもは流されてしまう。
 言葉は、相手との関係を築く大切な道具であることを意識して、子どもと接していきたい。

自立を支える

2007-07-29 | 育児
 特別支援学級の宿泊合宿に参加。保護者も参加しての合宿。子どもの自立にどのように関わるか、なかなか難しい問題がある。本人ができるようにするためにどのように関わるかを見ていかないと、活動ができればよし、作品ができればよしになってしまう。
・子どもができそうならば、見守る。
・障害の問題でできないことには無理をさせない。
・形にとらわれず、その子なりの頑張りに合わせて対応する。
・時間がかかっても焦らない。焦るのはこちらの都合。
・少しの「できた」でも、精一杯表情豊かに感動しながら褒める。
 できたことに自信をもつことが生きる力になる。自立は、自信から生まれる。褒めることが自立を支えている。

野外活動

2007-07-28 | 育児
 野外活動が多くなる季節。子ども会やスポーツ少年団などでキャンプを行うこともある。(学校行事としての野外学習も同じ)豊かな日本になってしまった今、便利、自由、安心がよさのように映っている。しかし、自然の中に入るとそうはいかない。
 不便、不自由、不安が一杯。
だからこそ、知恵を使い、仲間と協力し、それらを克服するしようとするのである。今の時代、野外活動がそれを体験するよい機会であるにも関わらず、自然の中でも便利や自由や安心ができるものを用意して活動に入ることがある。これでは、知恵を使うこともない。仲間と協力する必要もない。
 3つの不を体験しなければ、現実のありがたさに気づかないで済んでしまう。活動を通して何を学ばせたいのかをじっくりと考えて、活動内容を決めたい。これができるのが、教師だと思う。暗い夜を歩く→別に脅さなくても、不安で恐いものである。
・火を作る→火のない生活の不便さ
・箸やご飯を作る→作らなければならない不便さ
・天気や暗さによる活動の制約→思い通りにならない不自由さ
 さて、どんな活動を仕組むのだろう。

研修

2007-07-27 | 育児
 夏休みを利用して多くの研修が行われる。子どもがいない分、気持ちも楽ではあるが多忙感がありそう。じっくりと自分の教育観を高める材料になるのならば力もつくであろうが、それぞれの専門分野を深めることで終わってしまっては残念である。自分に危機感がなければこだわることはない。生き方につながる研修をしていかなければ持続しない。研修に対する構え方一つで研修を自分の生き方に引き寄せることができる。
 「これがなければ今後の私はない。」「どうしてもこの研修をしなければならない。」「今の私のこの部分を鍛える研修になる。」などと研修を自分の事として意味づけをする。これは義務研修でも同じ。
 それぞれの研修にねらいはあるが、そのねらいを自分の事として意味づけることで参加意欲も高まってくる。

挨拶

2007-07-25 | 育児
ラジオ体操には、小学生、中学生、保護者、地域の方々が集まってくる。
 関わりがあると仲間とは言葉を交わし、挨拶もする。しかし、見知らぬ人が多い集団であるため、全体としてはなかなか挨拶を交わす雰囲気はない。この集団を挨拶が交わせる集団にするには、大きな力が必要である。どうすれば動くのか、思案中。まずは、自分からいろいろな人に声をかけ挨拶をしたい。


ラジオ体操

2007-07-23 | 育児
夏休み恒例のラジオ体操
 子ども会が中心になって行うこともあり、中学生の参加が例年少ない。中学校への働きかけを強め、できる限りの参加を呼びかけた。地域に生きる子どもたちと地域の人々とのふれあいの場を作ることが地域で子どもを守る第一歩だと考えている。今年はどれだけの人が集まるだろう。ラジオ体操の日数も今年は増えた。さて、初日の今日はラジオ体操大会。何人集まるだろう。

不足を補う

2007-07-22 | 育児
 夏休みの長い期間は、教師にとっても大切な期間である。心と体の休養はもちろんのこと1学期にやり残したことや不足したことを補うよい機会となる。とくに子どもとの関係を修復するよい機会になる。家庭で過ごす機会が増えれば、保護者の負担も大きくなる。その負担を少しでも軽くできるように支援をする姿勢が保護者との関係を密にしたり、信頼を回復したりすることになる。
 ○子どもの様子はどうか、変わったことはないか。
 ○困っていることはないか。
 ○何かできることはないか。
 電話や家庭訪問をし、保護者に働きかけることで保護者は心強い味方を得ることになる。学校と保護者の両方から子どもを追い込んでいくことができれば、子どもの育ちも違ってくる。二学期の好スタートを切るために不足を補うよい機会がこの夏休みだと思う。

準備で決まる

2007-07-21 | 育児
 夏休みを迎える前に保護者から夏休みの課題についての問い合わせの電話が担任にかかってくることがある。夏休みに入ってから準備していてはことの進み具合は遅れる。事前の準備が大事。大体この準備の程度で夏休みの取り組みが見えてくる。
<夏休みに入る前の準備>
○内容が明確になっている。
 何をすればよいのかが分かっている。
○取り組む時間の確保がなされている。
 いつすればよいのかが明確になっている。
○困った時や壁にぶつかったときの解決の仕方が分かっている。
 しようと思ってもできないことがある。そのときの対処の仕方が分かっている。
○出来上がった姿のイメージができている。
 夏休みの課題をやり終えたときにどんな姿になっているのかが見通しをもっている。
○課題についてやり遂げる意欲や自信をもっている。
 課題が多すぎたり、課題解決が困難なことがあれば、取り組む意欲も半減する。できるだろうと思っていることがやる気を作る。
 内容を明らかにし、計画を立てさせればよしとする教師が多い。(上述の1番目や2番目に関わる内容のみ)しかし、親の不安はこれだけでは取り除けない。本来学校ですべきことを家庭にお願いしなければならないと考えるともっと丁寧な対応が必要だ。準備不足で一番苦しい思いをするのは子ども。もっと教師が出ないといけないことがまだまだある。

自分を責めないで

2007-07-20 | 育児
 基本は、誰もが完璧ではない。教師自身も完璧ではないということを自覚していること。しかし、ここに立ち止まらないで、子どもによりよい生き方を姿勢で示すのが教師。完璧でないから、完璧を目指す努力をする。この生き方が教育そのものだから、努力をする。しかし、できない自分を責めてはいけない。
 責め続けると病気になることがある。
 至らない自分を至らない自分だとまずは、肯定するところがないといつも山の頂上から自分を見下ろすことになる。山の頂上から自分をみると、いつもできない自分。しかし、一歩一歩登っている自分が頂上を見上げると、段々頂上が近くなっていく頂上が見える。そして振り返ると、ここまで登った自分の努力が見えてくる。
 確実に一歩一歩登っている私たち。誰にも否定されることはない。自信をもって子どもの前に立とう!逃げたり、避けたりしないで堂々と立とう!

褒めることの難しさ

2007-07-19 | 育児
 褒めなさいとはいうが、褒められてよい気分になり意欲を増すことができるようにする褒め方はなかなか難しいものである。
○褒める内容がある。
 褒める視点がないと褒められない。
 日頃から褒めることに努めていないと褒められない。
 何を褒めてよいのかが分からない状況を作ってしまう。
○褒める内容が子どもの目指す方向に合致している。
 子ども自身が意識していることに合致していると自信につながる。
 子ども自身が気づいていないことなら、新たな視点で頑張る芽ができる。
 子ども自身が当たり前と思っていることなら、意欲を増すことにつながらないことがある。
○褒める(られる)ことが喜びと感じられる。(教師も子どもも)
 心から喜びを感じていると言葉だけでなく態度にも表れる。
○褒める場を間違えない。
 個々に褒めた方が効果があるのか、集団の前で褒めた方が効果があるのかを見極めることも時には必要である。
 一つ間違うと褒めてもらいたくなかったという気持ちにしてしまうこともある。
○褒めた後のフォローをする。
 褒め放しにしないで、必ず見届ける。褒めたことがよかったのかどうかを見極め、その後の姿を見て安心できる程の謙虚さが必要である。(教師の思い込みだけが空回りしてはだめ)
 これも試行錯誤。繰り返し続けることで褒め上手になる。

心に残る夏休み

2007-07-18 | 育児
 宿題が山ほど出される姿を見て、子どもたちが可愛そうになった。子どもたちが楽しみにしている夏休みをどのように過ごさせるかは、教師の力量次第と強く感じる。
・子どもは、自分ですることを決められない。→だから宿題を出す
・子どもは、すくことがはっきりすればする。→宿題を出さない代わりにすることを決めさせる。
自分で決めたか、決められたかは大きな違いとなって現れる。 
 するかどうかは、子ども次第。教師との信頼関係があるから宿題をやってくる。二学期始めに点検をする。
 宿  題 → やっていないと叱る教師
 すること → よく頑張ったと褒める教師
 できるまで許さない教師。二学期に入っても子どもの夏休みは終わらない。心に残る夏休みを作るのは、夏休み前の教師の指導にかかっている。子どもの可能性を信じて、任せる夏休みにするには宿題を出し過ぎるのも問題だ。

二学期に向けて

2007-07-17 | 育児
 夏休みまでいよいよわずかとなった。子どもたちに自信をつけて終わりたい。
何か1つでもよいから、「これは学級みんなで取り組んだからできるようになったね。」と言えることを残したい。(この意識は二学期の最初に使える。)
 学級作りは単発で事を起こしても高まらない。学級は、一つ一つを重ね積み上げていくことで出来上がっていく。つまり、子どもたちの意識の連続が高まりを作っていく。そこで、例えば教室の一角に「一学期の宝物」を残すなど何ができるようになったのかを目に見える形ではっきりとさせておくと効果がある。 
 夏休みを経ることは学級作りにとって必ずしもプラスに働くとは言えない。むしろ長い休みを経ることはマイナスに働くことの方が多い。そのためいかに早く一学期の状態に戻すことができるかが二学期始めの力点になる。このことを考えると一学期を意識させるために今週中に学級の姿をきちんと全員で確かめておくことは重要なことだ。夏休みに楽しい計画があるため、学級全体として落ち着きに欠ける姿も多くなってくる今こそ、この取り組みを大事にしたい。

1つのことを多面的に

2007-07-16 | 育児
1つのことを多面的に見ることで子どもの行動を認め励ますことが増えてくる。1つのことを1つのこととしてみていると、○か×ではっきりするが、多面的に見ると×と思っていても別の面から○にすることもできる。これは、子どものやる気を持続させたり、新たな視点を作り出したりするよい取り組みになると思っている。
例 大きな声で挨拶をしましょう。
 小さい声なら×となる子でも、
 ・何とか挨拶しようと訴える目でいる・・・・・・・・○
 ・挨拶する相手を見ている・・・・・・・・・・・・・○
 ・相手に分かりやすいはっきりした声・・・・・・・・○
 声は小さいがこんなにいいところがある。挨拶する気持ちが伝わってくることには間違いない。声の大きさが小さいというだけで×にするにはもったいないと思えたら、きっとこの子を励ますために○を使うことができる。(子どもたちに点検をさせると声だけを意識しているから×となる。)
 生活の場面だけでなく、学習の場面でも同じである。多面的に見られるようにすることが子どもの理解や教材理解にもつながる。

やる気を見せる

2007-07-15 | 育児
 夏の大会を最後に引退となる中3の子どもたち。有終の美を飾るかどうかは自分次第。やる気が見えるとやる気が人に伝わる。バレーボールを追いかけるその姿にやる気を見つけたい。
 ボールを最後まで追い続ける姿
 ボールがコートに落ちても滑り込む姿
 仲間に声をかけ、励まし合う姿
 失敗を悔しがり、失敗を埋める努力をする姿
 仲間のやる気を受け、自らを奮い立たせて動き回る姿
 こんな姿を見つけたら、「悔いはない。よくやった。」と褒めてやりたい。台風が去った今日、有終の美を飾ることができるか楽しみだ。

時間

2007-07-14 | 育児
 妻が入院して半月になる。その間、子どものための朝食作りは、私の仕事となった。今までのような時間の使い方はできない。一番忙しい朝の30分を朝食作りに費やさなければならない。不思議なことに淡々と「することをする。」と決めてやっているとそれほど負担感はなく、むしろ効率を上げて仕事をしている自分に気づく。
・夕食のときに朝の準備をしておくこと
・朝食作りを繰り返しながら段取りがよくなってきたこと
・帰りの車中では今まで頭に浮かばなかった「買い物」の品が浮かぶこと
 時間をうまく使おうとしている自分が見えてくる。新たな発見。
 子育てをしながら、教師を続けている多くの仲間の気持ちを理解するよい機会になっている。